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 沖縄芝居(うちなあしばい)ん、見(ん)だんなてぃから、なあ、長(なげ)えさないびいん。
 昨日(ちぬう)や、思(うみ)い切(ち)っち、国立組踊劇場(くくりちくみをぅどいぎちじょう)んかい、行(い)ちゃびたん。だあ、あんしねえ、前々(めえめえ)から、見(ん)でえやんでぃ思(うむ)とおたる「大新城忠勇伝」、見(ん)じい欲(ぶ)しゃたくとぅやいびいん。
 我(わ)ったあ主(すう)や、うぬ芝居、でえじなましそおいびいたくとぅ、うぬ芝居んかい出(ん)じてぃ来(ち)ゅうる「ちいぐう王」ぬ話、いいくる、あらん、温(あ)ちあし返(けえ)さあさあに、話(はなしい)聞(ち)かち呉(くぃ)みそおちょおいびいたん。

 うぬ芝居(しばい)や、いいくる年若(とぅしわか)さる芝居屋(しばや)しい達(たあ)ぬそおいびいたしが、諸(むる)っさ、琉球語ぬ発音(はちうん)ぬん揚(あ)ぎ下(さ)ぎん、なとおい、昔(んかし)ぬしい様(よう)とぅ、変わてえ居(をぅ)いびらたん。今(なま)ぬ人(ちゅ)ぬうぬあたい、ないるむんどぅんやれえ、今(なま)から後々(あとぅあとぅ)ぬ沖縄語(うちなあぐち)ん、何(ぬう)ん世話(しわ)あ無(ね)えらんでぃ、思(うむ)やびたん。

 よおい、いふぃ小(ぐぁあ)、くぬう、言(い)いねえ、御太子(ぐてえし)そおいびいたる童(わらび)ぬ、そおいびいたる琉歌(るうか)あ、なあ、ふぃええ、よおんなあ、叫(あ)びらしいねえ、100点満点やびいたしがる…。ないれえ、「連に」風儀(ふうじい)やましやいびいたしが…。やしびいしが、童てぃらむん、実(じゅん)になとおいびい、ちびらあさいびいたんどお。したいしたい!!

 今(なま)からん、ゆくん稽古(ちいく)ん、前仕込(めえすく)みん、んずみてぃ、うみはまてぃ、呉(くぃ)みそおりよおさい、若者(わかむん)ん達(ちゃあ)!

註:芝居んかいあたる尚清王ぬ跡ぬ尚元王ぬ話やまた、後んじさびらやあさい。

【語句】
見い物・聴ち事やたる「大新城忠勇伝」=見ごたえ、聴きごたえがあった「大新城忠勇伝」
沖縄芝居ん、見だんなてぃから、なあ、長えさないびいん=沖縄芝居を見なくなってから久しいです。非丁寧文「~長えさなゆん」。
昨日や、思い切っち、国立組踊劇場んかい、行ちゃびたん=昨日は、思い切って、国立組通劇場に足を運びました。非丁寧文「~行(ん)じゃん」。
だあ、あんしねえ、前々から、見でえやんでぃ思とおたる=だって、以前から、見ようかなと思っていた
「大新城忠勇伝」、見じい欲しゃたくとぅやいびいん=「大新城忠勇伝」を見たかったからです。非丁寧文「~たくとぅたん」。
我ったあ主や、うぬ芝居、でえじなましそおいびいたくとぅ=私の父はこの劇をとても好んでいましたので、非丁寧文「~ましそおたくとぅ」。
うぬ芝居んかい出じてぃ来ゅうる「ちいぐう王」ぬ話=その劇に出てくる「ちいぐう王(口のきけない王)」の話を、
いいくる、あらん、温ちあし返さあさあに、話聞かち呉みそおちょおいびいたん=よく、というより、繰り返し返し、話をしてきかしてくれました。非丁寧文「~話聞かち取らちょおたん」。
うぬ芝居や、いいくる年若さる芝居屋しい達ぬそおいびいたしが=この劇は、殆どは年若い俳優女優さんたちが、やっていたのですが、非丁寧文「~そおたしが」。
諸っさ、琉球語ぬ発音ぬん揚ぎ下ぎん、なとおい=全員が、琉球語の発音も抑揚も、うまくできているし、
昔ぬしい様とぅ、変わてえ居いびらたん=昔のやり方と変わっていませんでした。非丁寧文「~居らんたん」。
今ぬ人ぬうぬあたい、ないるむんどぅんやれえ=現代の人たちが、これぐらいできるのであれば、
今から後々ぬ沖縄語ん、何ん世話あ無えらんでぃ、思やびたん=これから先の沖縄語も、何ら心配ないと思いました。非丁寧文「~思たん」。
よおい、いふぃ小、くぬう、言いねえ、御太子そおいびいたる童ぬ=ほんの少し、言わせてもらえば、皇太子役をしていた子供の、
そおいびいたる琉歌あ、なあ、いふぃええ、よおんなあ、叫びらしいねえ=詠んでいた琉歌はもう少し、ゆっくり、詠めば、
100点満点やびいたしがる…=100点満だったですのに…。非丁寧文「~やたしがる」。
ないれえ、「連に」風儀やましやいいいたしがる…=できれば、「連ね」風だったら、よかったでしょうけど。
やいびいしが、童てぃらむん、実になとおいびい、ちびらあさいびいたんどお。したいしたい!!=ですが、子供とはいえ、大変良くできていたし、すばらしかったです。したりしたり!!。非丁寧文「やしが~」、「~ちびいらあさたんどお」。
今からん、ゆくん稽古ん、前仕込みん、んずみてぃ=これからも、もっと、稽古も、リハーサルも、うんと、
うみはまてぃ、呉みそおりよおさい、若者ん達!=頑張ってくださいよ、若者たち!!
註:芝居んかいあたる尚清王ぬ跡ぬ尚元王ぬ話やまた、後んじさびらやあさい=註:劇にあった尚清王の世継ぎである尚元王のことはまた、この次にいたしましょう。