うちなあぐち日記

うちなあぐちえ 聴ち美らさ 語い美らさ 書ち美らさ

2018年08月

 七夕(たなばた)ぬ太陽(てぃだ、てぃいだあ)あ、昔(んかし)から言(い)らっとおんねえし、実(じゅん)に照(てぃ)い様(よう)ぬ最(むっとぅ)ん、強(ちゅう)さる日(ふぃい、ひい)なとおいびいがやあんでぃち、訊(ち)ちゅる人(ちゅ)ぬみせえいびん。
 我(わん)ねえ、気象学者んあらんあい、うぬ事(くとぅ)、肝(ちむ)に掛(か)きてえ、んじゃびらんくとぅ、如何(ちゃあ)がやら、分かやびらん。
 七夕やたる一昨日(うってぃい)や、うち晴(は)りとおいびいたくとぅ、何年(なんに)ぬん行(ん)じぇえ、んだんたる墓参(はかめえ)しいが行(い)ちゃびたしが(墓参さんばすお、迎(んけえ)え取(とぅ)てぃ、済(し)まちょおいびいたん)、かわてぃ、太陽ぬ強さんでえ思(うま)ありやびらんたん。

 我(わあ)くるぬしからしからあ、梅雨明きし直(ちゃあき)ぬ太陽ぬどぅ、くゎんくゎんし、強さんでぃ思(うむ)やびいん。
 太陽ぬ強さあ、何時頃(いちぐる)んでえ、大概(てえげえ)や分かやびいしが、「うぬ日」ぬ一番(いちばん)強さんでえ、言ららんでぃ、思やびいしが、如何でえびるが。

 やいびいしが、今度(くんど)お、肝ぬ思(うび)いがやいびいらあ、早々(ふぇえべえとぅ、へえべえとぅ)とぅ、太陽ぬ萎(ね)とおねえ思やびいん。七夕ならんまあどぅ、ぐしちぬ花(はな)ん、きっさ出(ん)じとおいびいん(豊見城運動公園内)。
 うりん、うゎあちちぬ悪(わ)っさる故(ゆい)どぅやら筈(はじ)やいびいしが…。

【語句】
七夕ぬ太陽あ、昔から言らっとおんねえし=七夕(旧暦)の日差しは昔から言われているように、
実に照い様ぬ最ん、強さる日なとおいびいがやあんでぃち=本当に一番強いですかと、非丁寧文「~なとおがやあんでぃち」。
訊ちゅる人ぬみせえいびん=訊く人がいらしゃいます。非敬語丁寧文「~人ぬ居ん」。
我ねえ、気象学者んあらんあい、うぬ事=私は気象学者でもないし、そのことを
肝ぬかきてえ、んじゃびらんくとぅ=気にした事もありませんので、非丁寧文「~んだんくとぅ」。
如何がやら、分かやびらん=どうなのかわかりません。非丁寧文「~分からん」。
七夕やたる一昨日や、うち晴りとおいびいたくとぅ=七夕だった一昨日はすっかり晴れていましので、非丁寧文「~晴りとおたくとぅ」。
何年ぬん行じぇえ、んだんたる墓参しいが行ちゃびたしが=何年振りかで墓参りにいきましたが、非丁寧文「~行じゃしが」。
(墓参さんばすお、迎え取てぃ、済まちょおいびいたん)=(墓参りしないときは遥拝で済ましていました) 非丁寧文「~済まちょおたん」。
かわてぃ、太陽ぬ強さんでえ思ありやびらんたん=とくに日差しが強いとは思いませんでした。非丁寧文「~思あらんたん」。
我くるぬしからしからあ、梅雨明きし直ぬ太陽ぬどぅ=私自身の経験からは梅雨明け直後の日差しこそ、
くゎんくゎんし、強さんでぃ思やびいん=カンカンとして、強いように思います。非丁寧文「~思ゆん」。
太陽ぬ強さあ、何時頃んでえ、大概や分かやびいしが=日差しの強さは何時頃というのは大体は分かりますが、非丁寧文「~分かゆしが」。
「うぬ日」ぬ一番強さんでえ、言ららんでぃ=「ある特定の日」が一番強いということは言えないと、
思やびいしが、如何でえびるが=思いますがいかがでしょうか。非丁寧文「~如何やが」。
やいびいしが、今度お、肝ぬ思いがやいびいらあ=それにしても、今年は気のせいでしょうか、非丁寧文「やしが~肝ぬ思いがやら」。
早々とぅ、太陽ぬ萎とおねえ思やびいん=はやくも、日差しが弱まっているように思います。非丁寧文「~思ゆん」。
七夕ならんまあどぅ、ぐしちぬ花ん=七夕前には、ススキの花も
きっさ出じとおいびいん(豊見城運動公園内)=もう、出ています(豊見城運動公園内で)。
うりん、うゎあちちぬ悪っさる故どぅやら筈やいびいしが…=それというのも、天候不順のせいかも知れませんが…。非丁寧文「~筈やしが」。

 真昼禍(まあふっくゎ)んでえ、沖縄(うちなあ)くるぬ言葉(くとぅば)どぅやるんでぃ思(うみ)やびいしが、近頃(ちかぐる)ぬ大和(やまとぅ)んじぬ夏負(なちま)きぬ多(うふ)さあ、大和んかいん真昼禍んでぃしぬあいがすらんでぃ思やびいん。
 うりん、温世(ぬくゆう)なたる故(ゆい)がやいびいらあ。

 やいびいしが、真昼禍あ、町方(まちがた)於(をぅ)とおてえ、いふぇえ、死(し)に言葉んかいけえなとおいびいらあ。クーラーぬ間(みい)於とおてぃ、座(い)い仕口する慣(なりい)から、真昼禍んでぃぬ言葉ん分からんなとおる人ん居(をぅ)いびいん。 
 やいびいしが、畑(はる)さあ達(たあ)ぬ中(なあか)んかいや、今(なま)ちきてぃ、早(ふぇえ、へえ)くぬ如(ぐとぅ)、畑仕口(はるしくち)え、朝夕(あさゆ)さびけんし、昼間あ憩(ゆく)とおる人(ちゅ)ん、めんせえいぎさいびいん。

 物食(むぬくぇ)え尽(じく)ん、さんでえないびらんしが、また、胴守(どぅうまむ)ゆる事(くとぅ)ん、大切(てえしち)やいびいん。真昼禍ねえ、仕口えさんでぃぬ慣(なら)あしぬなてぃちゃるむぬやしびいしが、うぬ事、ふうまあんでぃち、横勘(ゆくがん)取(とぅ)らったいんそおいびいん。

 い如何(ちゃっさ)、暑(あち)さらわん、如何(いか)な真昼禍やらわん、高校野球(こうこうやちゅう)や甲子園於(をぅ)てぃすんでぃち、決(ち)わまとおる風儀(ふうじ)やいびいん。
 ゆくん、なあふぃん、温(ぬく)くくなてぃ行(い)ちゅるんむんどぅん、やれえ、何時かあ、胴(どぅう)ぬ動(んじゅ)かし様(よう)ん、改(あらた)みらんでえないる筈(はじ)えやいびいしがやあ。

【語句】
真昼禍んでえ、沖縄くるぬ言葉どぅやるんでぃ=「真昼禍」というのは沖縄独特の言葉なのだと
思んさびいしが、近頃ぬ大和んじぬ夏負きぬ多さあ=思いもしますが、最近の本土で夏バテが増えている事は、非丁寧文「~思んすしが」。
大和んかいん真昼禍んでぃしぬあいがすらんでぃ思やびいん=本土にも真昼禍が存在するのかと思います。非丁寧文「~思ゆん」。
うりん、温世なたる故がやいびいらあ=それも温暖化のせいでしょうか。非丁寧文「~故がやら」。
やいびいしが、真昼禍あ、町方於とおてえ、いふぇえ=ですが、真昼禍は都市部では少し、非丁寧文「やしが~」。
死に言葉んかいけえなとおいびいらあ=死語になっているのでしょうか。非丁寧文「~なとおらあ」。
クーラーぬ間於とおてぃ、座い仕口する慣から=クーラーの下で座り仕事をする習慣から
うん如(ぐとぅ)うし、真昼禍んでぃぬ言葉ん分からんなとおる人ん居いびいん=真昼禍という言葉が分からなくなっているもいます。非丁寧文「~居ん」。 
やいびいしが、畑さあ達ぬ中んかいや、今ちきてぃ=ですが、農家の人たちの中には、いまだに、非丁寧文「やしが~」。
早くぬ如、畑仕口え、朝夕さびけん、し=以前のように、農作業は朝夕だけ行い、
昼間あ憩とおる人ん、めんせえいぎさいびいん=昼間は休んでいる人もいらっしゃるようです。非丁寧文「~人ん居いぎさん」。
物食え尽ん、さんでえないびらんしが=めしをたべる手立てもしなければなりませんが、非丁寧文「~さんでえならんしが」。
また、胴守ゆる事ん、大切やいびいん=また、体を守る事も大事です。
うん如うし、真昼禍ねえ、仕口えさんでぃぬ慣あしぬ=そのように、真昼禍には仕事をしない習慣が、
なてぃちゃるむぬやしびいしが、うぬ事、ふうまあんでぃち=できていたのですが、それを「なまけもの」と、非丁寧文「~むぬやしが」。
横勘取らったいんそおいびいん=誤解されたりしています。非丁寧文「~そおん」。
い如何、暑さらわん、如何な真昼禍やらわん=いくら暑くても、いくら炎天下でも、
高校野球や甲子園於てすんでぃち、決わまとおる風儀やいびいん=高校野球は甲子園でやると決まってるようです。非丁寧文「~風儀やん」。
ゆくん、なあふぃん、温くくなてぃ行ちゅるむんどぅん、やれえ=さらに、もっと温暖化していくものなら、
何時かあ、胴ぬ動かし様ん、改みらんでえならんんないる筈やいびいしがやあ=いずれ体の動かし方も変えないといけなくなるかもしれませんしれませんけどねえ。

 「空手」ぬ東京(とうちょう)オリンピックぬ種目んかい選(い)らばったる事(くとぅ)んあてぃどぅやる筈(はじ)やいびいしが、近頃(ちかぐる)お新聞、テレビんでえ於(をぅ)てぃ、いいくる「空手」ぬ事ぬ語(かた)らっとおいびいん。
 んちゃ、「空手」え「沖縄物(うちなあむん)」やくとぅ、沖縄まじり、うむさあくゎったあし、むさげえゆしん、当(あ)たい前(めえ)ぬ事がやらん分(わ)かやびらん。

 やいやさびいしが、テレビ於てぃ、見(み)しらありいる「攻(し)みゆる空手勝負(しゅうぶ、すうぶ)」ぬ影(かあがあ)見(ん、ん)じゅる毎(かあじ)、「何(ぬう)んでぃち、手使(てぃいちか)やあ同士(どうさあ)ぬ勝負ぬないが)」んでぃ、思(うみ)やびいん。

 沖縄ぬ「空手」ぬまぎい先生(しんしい)達(たあ)ん、新聞(しんぶん)於てぃ、「空手え防(ふし)じぬ為(たみ)ぬむんどぅやる」んでぃ、言(い)やがなあん、「手(てぃい)」とぅうち変わとおる「空手」んかいや、なあ、如何(ちゃあ)んならん風儀(ふうじ)やいびいん。

 手ぬ防じびけんぬむぬやれえ、何(ぬう)んでぃち、「突(ち)ち」、「蹴(き)り」んでぃぬ形(かた)ぬあが」んでぃち不審(ふしん)に思ゆる人(ちゅ)ん居(をぅ)る筈やいびいん。
 突(ち)ちゅるばあや肩(かた)あ、なあ一方(いっぷう)ぬ肩とぅ必(かんな、かんなあ)じ同(い、ゆ)ぬ並(なら)びなてえ居らんでえないびらん。うぬ形(かたち)え、相手ぬ攻みゆるばす出(ん)じゃするスキぬ間(ゑえま)なかい突ちゅる為ぬむんどぅやいびいる。両方(どうほう、ろうほう)ぬ肩ぬ同ぬ並びそおれえ、突ちん、直(し)ぐに、次ぬ防じぬ為、引(ふぃ)ち回(まあ)する事ぬないびいん。突ちゅしん、蹴ゆしん、0.1秒ぐれえし、元(むとぅ)ぬ形んかい直ぐに戻(むどぅ)さんでえないびらん。「突き如(ぐとぅ)し、肩迄(かたまでぃ)突ち出(ん)じゃしいねえ、相手んかいカウンター突ち、しみゆる事んかいないくとぅやいびいん。残念(ざんに)のおやいびいしが、今(なま)ぬ「空手」え、ボクシングとぅ同ぬむんけえなとおいびいん。

 言(い)いどぅんせえ、「突ち」ん防じ手ぬ一(てぃい)ちどぅやいびいる。相手(ええてぃ)ぬ手使やあ、あらんでえ、取(とぅ)っ組合(くみええ)ん成いる筈やいびいしが、攻みらん手使やあ同士やれえ、誰ん攻みらんどぅあいびいくとぅ、勝負くるぬ成い立たんしいじやいびいん。

 「空手」え「手」とお、うち変わとんで言(ゆ)しやか、むさっとぅ、別(びち)やんでぃ考(かんげ)えいねえ、安(やす)んじらりやびいん。広(ふぃる、ひる)まゆる代(かわ)いや、だだあ、あらん風儀やいびいん。

【語句】
「空手」ぬ東京オリンピックぬ種目んかい=「空手」が東京オリンピックの種目に
選らばったる事んあてぃどぅやる筈やいびいしが=選ばれた事もあってのことなのでしょうけど、非丁寧文「~筈やしが」。
近頃お新聞、テレビんでえ於てぃ、いいくる「空手」ぬ事=最近、新聞テレビ等でよく「空手」の事
ぬ語らっとおいびいん=が取り上げられています
。非丁寧文「~語らっとおん」。
んちゃ、「空手」え「沖縄物」やくとぅ、沖縄まじり=それもその筈、「空手」は「沖縄発祥」であるから沖縄中が、
うむさあくゎったあし、むさげえゆしん=うれしくて、騒ぐのも
当たい前ぬ事がやらん分かやびらん=当然のことなのかもしれません。非丁寧文「~分からん」。
やいやさびいしが、テレビ於てぃ、見しらありいる=ですが、テレビで見せられる 非丁寧文「やしが~」。
「攻みゆる空手勝負」ぬ影見じゅる毎=「攻撃する空手の試合」の映像をみるたびに。
「何んでぃち、手使やあ同士ぬ勝負ぬないが)」=「どうして空手家同士の試合が成立するのか」
んでぃ、思やびいん=と思います。非丁寧文「~思ゆん」。
沖縄ぬ「空手」ぬまぎい先生達ん、新聞於てぃ=沖縄の空手の指導者らも、新聞では
「空手え防じぬ為ぬむんどぅやる」んでぃ=「空手は防御(護身)のためにある」と
言やがなあん、「手」とぅうち変わとおる「空手」んかいや=と言いつつも、「手」から激変した「空手」に対しては、
なあ、如何んならん風儀やいびいん=もはや、どうしようもないようです。非丁寧文「~風儀やん」。
手ぬ防じびけんぬむぬやれえ、何んでぃち=「手」が防御の為のものであるなら、なぜ、
「突ち」、「蹴り」んでぃぬ形ぬあが」んでぃち=「突き」、「蹴り」という形があるのかと、
不審に思ゆる人ん居る筈やいびいん=疑問に思う人もいるかもしれません。非丁寧文「~筈やん」。
突ちゅるばあや肩あ、なあ一方ぬ肩とぅ=突きをいれる場合の肩はもう一方の肩と、
必じ同ぬ並びなてえ居らんでえないびらん=必ず、平行になっていなければなりません。非丁寧文「~居らんでえならん」。
うぬ形え、相手ぬ攻みゆるばす出じゃするスキぬ間なかい=その形は相手が攻撃して手を出すスキに
突ちゅる為ぬむんどぅやいびいる=突きをいれるためなのです。非丁寧文「~むんどぅやる」。
両方ぬ肩ぬ同ぬ並びそおれえ、突ちん、直ぐに=両方の肩が平行であれば、突きを入れても直ぐに
次ぬ防じぬ為、引ち回する事ぬないびいん=次の防御の体制(身構え)に移ることができるのです。非丁寧文「~事ぬなゆん」。
突ちゅしん、蹴きゆしん、0.1秒ぐれえなかい=突きも蹴りも0.1秒ほどで
元ぬ形んかい戻さんでえないびらん=元の体制(姿勢)に戻らなければなりません。非丁寧文「~戻さんでえならん」。
むし、ボクシングぬ攻み手ぬ如し、肩迄突ち出じゃしいねえ=もしボクシングの攻撃のように肩までつきだすと、
相手んかいカウンター突ち、しみゆる事=相手にカウンター攻撃をさせる事
んかいないくとぅやいびいん=になるからです。非丁寧文「~ないくとぅやん」。
うりかあや残念のおやいびいしが、今ぬ「空手」えボクシングとぅ同ぬむんけえなとおいびいん=その面では残念ですが、今の空手はボクシングと同じになってしまっています。非丁寧文「~」。
言いどぅんせえ、「突ち」ん「蹴り」ん防じ手ぬ一ちどぅやいびいる=つまり「突き」、「蹴り」さえ防御の手の一環なのです。非丁寧文「~一ちどぅやる」。
相手ぬ手使やあ、あらんでえ、取っ組合ん成いる筈やいびいしが=相手が空手家でなければ、取っ組み合いも成立するでしょうが、非丁寧文「~筈やしが」。
攻みらん手使やあ同士やれえ、誰ん攻みらんどぅあいびいくとぅ=攻撃をしない空手家同士なら、双方とも攻撃しないのですから、非丁寧文「~攻みらんどぅあくとぅ」。
勝負くるぬ成い立たんしいじやいびいん=試合自体が成立しない次第です。非丁寧文「~しいじやん」。
「空手」え「手」とお、うち変わとんで言しやか=「空手」が「手」とは激変しているというより
むさっとぅ、別やんでぃ考えいねえ=全く別物だと考えれば、
安んじらりやびいん=悩まずに済まされます。非丁寧文「安んじらりいん」。
広まゆる代いや只あ、あらん風儀やいびいん=普及代償のつけは無償ではないようです。非丁寧文「~風儀やん」。
 

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