うちなあぐち日記

うちなあぐちえ 聴ち美らさ 語い美らさ 書ち美らさ

2016年04月

 今日(ちゅう)ん、また、雨(あみ)やいびん。
 旧暦(うちなあぐゆみ)ぬ二月(にんぐぁち)まんぐるお、いっそう間(ま)ぬ如(ぐとぅ)、長雨(ながあみ)やいびいたしが、今度(くんど)お、三月(さんぐぁち)なてぃん、風(かじ)ん強(ちゅう)さい、雨え、ちゃあ降(ふ)いそおいびいん。
 また、ふぃるましむん、いいくる、くぬ節(しち)於(をぅ)とおてぃ、雷(かんない)ん、大鳴(うふな)いさあに、実(じゅん)に、小満(しゅうまん、すうまん)芒種(ぼうしゅ)ぬ如(ぐとぅ)どぅあいびいる。

 するうち、テレビ於とおてぃぬ話(はなしい)どぅやいびいしが、まあがなぬ気象予報士に拠(ゆ)いねえ、今度ぬ小満芒種や、早(ふぇえ、へえ)まいがすらん分からんでぃち、語(かた)とおいびいたん。
 
 いっそう間ぬ四月(しんぐぁち)やれえ、清明暈(しいぶ)きぬ他(ふか)あ、いいくる晴(は)りてぃ、暑(あち)くん、寒(ふぃい、ひい)くん無(ね)えん、肌持(はだむ)ちぬ良(ゆ)たさる節やるむんぬ、むしか、予報ぬ通(とぅう)い、うぬまあまあ、小満芒種んかい、けえないるむんどぅんやれえ、二月風廻いから小満芒種迄(までぃ)ぬまんとぅ四か月なあん、雨え、ちゃあ降いがさびいら。

 冬物(ふゆむん)片付(かたじ)きゆるまどぅぬ無えらんあれえ、ふぃふぇえ、肝焦(ちむあ)しがちさびいっさあ…。

「梅雨入り宣言」し、直(ちゃあき)、けえ晴りいる事、たるがきやびら。

【語句】
たっくぁいがすら!二月風廻いとぅ小満芒種=くっ付くのか!二月風廻いと梅雨。

今日ん、また、雨やいびん=今日もまた雨です。非丁寧文「~雨やん」。
旧暦ぬ二月まんぐるお、いっそう間ぬ如、長雨やいびいたしが=旧暦の二月頃は、何時もの通り、長雨でしがが、非丁寧文「~長雨やたしが」。
今度お、三月なてぃん、風ん強さい、雨え、ちゃあ降いそおいびいん=今年は、三月になっても、風も強いし、雨は降り続けています。非丁寧文「~降いそおん」。
また、ふぃるましむん、いいくる、くぬ節於とおてぃ、雷ん=それにしても、珍しい事に、この季節で、雷も
大鳴いさあに、実に、小満芒種ぬ如どぅあいびいる=大きく鳴り、本当に、梅雨のようです。非丁寧文「~如どぅある」。
するうち、テレビ於とおてぃぬ話どぅやいびいしが=すると、テレビでの話なのですが、非丁寧文「~話どぅやしが」。
まあがなぬ気象予報士に拠いねえ、今度ぬ小満芒種や=どこかの気象予報士によれば、今年の(沖縄地方の)梅雨は
早まいがすらん分からんでぃち、語とおいびいたん=早まるかもしれないと、話していました。非丁寧文「~語とおたん」。
いっそう間ぬ四月やれえ、清明暈きぬ他あ、いいくる晴りてぃ=いつもの四月なら、黄砂の他は、だいたい晴れて、
暑くん、寒くん無えん、肌持ちぬ良たさる節やるむんぬ=暑くも寒くもない、気持ち良い季節なのに、
むしか、予報ぬ通い、うぬまあまあ、小満芒種んかい、けえないるむんどぅんやれえ=もし、予報通りこのまま梅雨になってしまうのであれば
二月風廻いから小満芒種ぬ終わい迄ぬまんとぅ四か月なあん、雨え、ちゃあ降いがさびいら=二月風廻いから梅雨の終わりまでの丸四か月間も、雨は降り続けるのでしょうか。非丁寧文「~降いがすら」。
冬物片付きゆるまどぅぬ無えらんあれえ=冬物を片付ける機会がなければ、
いふぇえ、肝焦しがちさびいっさあ…=すこし、焦りますなあ…。非丁寧文「~肝焦しがちすっさあ」。
「梅雨入り宣言」し、直、けえ晴りいる事、たるがきやびら=「梅雨入り宣言」したとたんに、晴れて仕舞うことをあてにしよましょう。非丁寧文「~たるがきら」。

 沖縄(うちなあ)於(をぅ)てえ、シマジマ、村々(むらむら)、里々(さとぅざとぅ)ぬ毎(かあじ)、言葉(くとぅ)ぬ変(か)あわゆしえ、音(うとぅ)打(う)っちょおいびいしが、うぬ事(くとぅ)、表(あら)わちょおる民謡(ふぁあうた)ぬあいびいん。
 
 センスル節(ぶし)え、屋慶名(やきな)エイサーんでえぬ中部エイサーぬチョンダラーぬ歌ゆる歌とぅしちん、聞(ち)くぃいとおいびいしが、民謡とぅしち、一番多(うふお)く、使あらっとおる歌詞(うた)なやあい、いちゃっさきいぬ唄(うた)さあ達(たあ)なかい、歌あらっとおる歌詞ぬあいびいん。
 
 当(あ)たい前(めえ)ぬ事(くとぅ)、言葉(物言い)ぬ数(かじ)ぬあるっさ、歌いね、何十番(なんじゅうばん)んでぃち、歌らんでえならいびらんくとぅ、くぬ民謡於とおてえ、五(いち)ちぬシマ名ぬる出(ん)じてぃ来(ち)ゃあびいる。

 小那覇舞天先生(しんしい)や、石川(いしちゃ)市(なまぬうるま市ぬ北むてぃい)ぬ生(んまりどぅやしが、首里(しゅい)言葉、糸満(いちゅまん、いくまん)言葉ん、得(い)いとおいびいたん。
 
 沖縄語(うちなあ)ん、ないる限(かじ)り、諸(むる)ぬ言葉、諸(むる)し、まじゅん、継(ち)じ、行(い)ちゅしがる、実(じゅん)にぬ継承運動やんでぃ思(うむ)やびいしが、如何(ちゃあ)でえびるが。

 センスル節え、一番びけえ、うみかきてぃなあびら。

我身(わみ)ぬ生(うんま)りや、本部(むとぅぶ)
備瀬(びいし)ぬ言葉ん面白(うむしる)むん
(セリフ、囃子)
すたるをかさや センスルセンスル ヤウ センスル

【語句】
沖縄於てえ、シマジマ、村々、里々ぬ毎=沖縄にはシマジマ、村々、里々ごとに、
言葉ぬ変あわゆしえ、音打っちょおいびいしが=言葉が変わる事については、知られていますが、非丁寧文「~音打っちょおしが」。
うぬ事、表わちょおる民謡ぬあいびいん=そのことを表している民謡があります。非丁寧文「~民謡ぬあん」。
センスル節え、屋慶名エイサーんでえぬ中部エイサーぬ=センスル節は屋慶名エイサーなどの中部エイサーにおいて
チョンダラーぬ歌ゆる歌とぅしちん、聞くぃいとおいびいしが=チョンダラーが歌う歌(替え歌)としても、知られていますが、非丁寧文「~聞くぃいとおしが」。
民謡とぅしち、一番多く歌あらっとおる歌詞なやあに=民謡として歌われ、最も多く歌われている歌詞で、
いちゃっさきいぬ唄さあ達なかい、歌あらっとおる歌詞ぬあいびいん=多くの民謡歌手によってカバーされている歌詞があります。非丁寧文「~歌ぬあいびいん」。註:センスル節は、組踊曲の高平良漫才でも歌われています。
当たい前ぬ事、言葉(物言い)ぬ数ぬあるっさ、歌いね=当然、地方語の数だけ歌えば、
何十番んでぃち、歌らんでえならいびらんくとぅ=何十コーラスも歌わなければなりませんので、非丁寧文「~歌らんでえならんくとぅ」。
くぬ民謡於とおてえ、五ちぬシマ名ぬる出じてぃ来ゃあびいる=この民謡には五つの地方名しか出てきません。非丁寧文「~出じてぃ来ゅうる」。
小那覇舞天先生や、石川市(なまぬうるま市ぬ北むてぃい)ぬ=小那覇舞天先生は、石川市(今のうるま市の北方)の
生まりどぅやしが、首里言葉、糸満言葉ん、得いとおいびいたん=生まれでしたが、首里言葉、糸満言葉も得意でした。非丁寧文「~得いとおたん」。
沖縄語ん、ないる限り、諸ぬ言葉、諸し、まじゅん=沖縄語も可能限り、すべての地方語を、全ての人の手によって、平行して、
継じ、行ちゅしがる、実にぬ継承運動やいんでぃ思やびいしが、如何でえびるが=継承していくことが本当の継承運動だとおもいますが、いかがでしょうか。非丁寧文「~思ゆしが」、「~如何やが」。
センスル節え、一番びけえ、うみかきてぃなあびら=センスル節は、その一番だけ、御目にかけましょう。非丁寧文「~見してぃんちんだ」。
我身ぬ生りや、本部=私の生まれは本部
備瀬ぬ言葉ん面白むん=備瀬(本部町)の言葉も面白い
(セリフ、囃子)
すたるをかさや センスルセンスル ヤウ センスル=(などと)した(言った)可笑しさよ、センスルセンスル、ヤウ センスル。
 

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