うちなあぐち日記

うちなあぐちえ 聴ち美らさ 語い美らさ 書ち美らさ

2016年01月

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大冷(おおふぃず)る被(かん)じ
 一昨日(うってぃい)から、日中(ふぃっちい)なあ、ラジオからん、テレビからん、沖縄(うちなあ)んかいん、雪(ゆち)ぬ降(ふ)いどお降いどおさあに、むさげえとおいびいたくとぅ、沖縄中(うちなあじゅう)ぬ肝(ちむ)わさわさあどおたる風儀(ふうじ)やいびいん。
  
 我(わん)にん、23日ぬ夕さんでぃまんぐらんじ、実(じゅん)にやいがすらんでぃ、思(うむ)やあま、パソコンぬ天気(てぃんち)見(ん)ちなあびたれえ、24日ぬ国頭(くんじゃん)村ぬ天気予報や、5度、「雨時々雪」んでぃち、なとおいびいたくとぅ、我迄(わんまでぃ)ん、ちゅうちゃん、肝ぬわさみち来(ち)ゃあに、だあ、山原(やんばる)旅(たび)する事(くとぅ)んかい、けえなやびたん。
 
 やいびいしが、まあまでぃ行(ん)じん、冷(ふず)い小(ぐぁあ)や出(ん)じとおたるむんぬ、雪んいかいや、むさっとぅ、行逢(いちゃ)らりやびらんたん。ラジオ聞(ち)ちいねえ、南城市、浦添市んじ霰ぬ降たんでぃぬ話(はなしい)そおいびいたん。あんせえ、いちゃんだん、寒(ふぃい)さ思(うみ)い迄さあに、何(ぬう)ん、うが遠(とぅう)、山原迄、来(く)うんてぃん、済(し)むたるむんでぃ、ちゃんちゃんそおいびいたん。 

 雪ぬ代わい、寒波白波ぬ写真抜(ぬ)じえいびいくとぅ、御目掛きやびら…。
「雪は降る あたなは来ない」んでぃゆるフランス歌ぬ歌詞、思(うび)い出(ん)じゃさがなあ、下(しちゃ)ぬ歌…

♪波や寄ゆん、雪や来うん
♪白さる波ぬ、ただ寄ゆるびけん、雪がなしいや来うん

やいびいしが、いっそうまぬさざら波ぬあんすかまでぃ、あい変わゆがあんでぃ思いんさびいたん。

【語句】
一昨日から、日中なあ、ラジオからん、テレビからん=一昨日から、終日、ラジオからも、テレビからも
沖縄んかいん雪ぬ降いどお降いさあに、むさげえとおいびいたくとぅ=沖縄にも雪が降るぞ降るぞと、騒いででいましたので、非丁寧文「~むさげえとたくとぅ」。
沖縄中ぬ肝わさわさあどおたる風儀やいびいん=沖縄中が、胸をときめせていた様子です。非丁寧文「~風儀やん」。
我にん、23日ぬ夕さんでぃまんぐらんじ、思やあま、実にやいがすらんでぃ=私も23日の夕方頃、本当なのかと思い、
パソコンぬ天気見ちなあびたれえ、24日ぬ国頭村ぬ天気予報や=パソコンの天気予報を覗きましたら、24日の国頭村の天気予報は非丁寧文「~見ちんちゃれえ」。
5度、「雨時々雪」んでぃち、なとおいびいたくとぅ、我迄=5度、「雨時々雪」となっていましたので、非丁寧文「~なとおたくとぅ」。
ちゅうちゃん、うぬ肝けえにゃあま、だあ、山原旅する事んかい、けえなやびたん=直ぐに、その気になってしまい、さあもう、山原旅をすることになってしまいました。非丁寧文「~けえなたん」。
やいびいしが、まあまでぃ行じん、冷い小や出じとおたるむんぬ=ですが、どこまで行っても、冷雨は降っていたものの、
雪んいかいや、むさっとぅ、行逢らりやびらんたん=雪には、まったくもって、巡り逢う事ができませんでした。非丁寧文「~行逢ゃあららんたん」。
ラジオ聞ちいねえ、南城市、浦添市んじ霰ぬ降たんでぃぬ話そおいびいたん=ラジオを聞けば、南城市、浦添市で霰が降ったとの話をしていました。非丁寧文「~話そおたん」。「霰」は『沖縄語辞典』では「ゆち(雪)」。実際は、日本語の影響で「あらり」とも言います。
あんせえ、いちゃんだん、寒さ思い迄さあに何んうが遠、山原迄=だったら、無駄に、寒い思いをしてまで何も、こんなに遠い山原迄、
来うんてぃん、済むたるむんでぃ、ちゃんちゃんそおいびいたん=来なくてもよかったのにと、後悔愚痴を零していました。非丁寧文「~ちゃんちゃんそおたん」。 
雪ぬ代わり、寒波白波ぬ写真抜じえいびいくとぅ、御目掛きやびら…=雪の代わりに、寒波白波の写真を撮りましたので、ご覧いれましょう。
「雪は降る あなたは来ない」んでぃゆるフランス歌ぬ歌詞=「雪は降る あたなは来ない」というフランス歌の歌詞を
思い出じゃさがなあ、下ぬ歌…=思い出しながら、下の歌を…。
♪波や寄ゆん、雪や来うん=波は寄せる、雪は来ない、
♪白さる波ぬ、ただ寄ゆるびけん、雪がなしいや来うん=白い波が、ただ寄せるだけ、お雪さまは来ない。
やいびいしが、いっそうまぬさざら波ぬあんすかまでぃ=ですが、いつものさざ波が、こんなにまで、非丁寧文「やしが~」。
あい変わゆがあんでぃ思いんさびいたん=変貌するものだと思いもしました。非丁寧文「~思いんさん」。

*コメントお、うちなあぐちし、御願えさびら。コメントぬうちなあぐちあらんばすお、返事さんばすんあいびいん。(コメントは沖縄語で御願いします。コメントが沖縄語でない場合は返事がない場合があります)。

 「むうちいびいさ」んでぃぬ慣用句(くとぅば)あ、あいびいしが、「むうちい冷ずい小」んでぃぬ慣用句あ無(ね)えやびらん。慣用句とぅしちえ無らんくとぅんでぃち、うぬゆうな言葉(くとうば)使(ちか)てえあならんでぃぬ事(くとぅ)んかいやないびらん。
 さてぃ、今日(ちゅう)や餅(むうちい)ぬ日(ふぃい、ひい)やいびいん。
 確(たし)かに、いふぃえ、寒(ふぃい)くなとおいびいん。やいびいしが、冷(ふぃず)い小(ぐぁあ)ぬ出(ん)じとおいびくとぅ、「むうちい冷ずい小」んでぃ言(い)ちん済(し)むのおあいびらんあら。

 「冷い小」んでえ、「冷るう雨ぬ降ゆる事」ぬ積合(ちむええ)なやあに、「冷い小ぬ出じとおん」んでえ、「冷る雨ぬ降とおん」んででぃぬ積合んかいないびいん。
  
 (ただ、「冷い小」んでぃぬ語(くとぅば)ん「冷い小ぬ出じとおん」んでぃぬ句(くとぅば)ん『沖縄語辞典』ぬんかいや載(ぬ)てえ居(をぅ)いびらんくとぅ、うぬ肝心(ちむぐくるる)し、呉(くぃ)みせえびり)。

 やいびいしが、まりけえてぃなあ、くうてん小や、寒くなたんてえまん、今度(くんど)お温年(ぬくどぅし)やる事(くと)お、変わあびらんでぃ思(うみ)やびいん。

【語句】
「むうちいびいさ」んでぃぬ慣用句あ、あいびいしが=「ムーチーびいさ」という慣用句はありますが、非丁寧文「~あしが」。
「むうちい冷ずい小」んでぃぬ慣用句あ無えやびらん=「ムーチーふぃずいぐぁあ」という慣用句はありません。非丁寧文「~無えらん」。
慣用句とぅしちえ無らんくとぅんでぃち=慣用句としてないからといって、
うぬゆうな言葉、使てえあならんでぃぬ事んかいやないびらん=そのような句を使ってはいけないということにはなりません。非丁寧文「~事んかいやならん」。
さてぃ、今日や餅ぬ日やいびいん=さて、今日はムーチーの日です。非丁寧文「~日やん」。
確かに、いふぃえ、寒くなとおいびいん=確かに、少しは寒くなっています。非丁寧文「~寒くなとおん」。
やいびいしが、冷い小ぬ出じとおいびくとぅ=ですが、冷たい雨が降っていますので、非丁寧文「~出じとおくとぅ」。
「むうちい冷ずい小」んでぃ言ちん済むのおあいびらんあら=「ムーチー冷い小」と言ってもよくはないでしょうか。非丁寧文「~済むのおあらんがあら」。
「冷い小」んでえ、「冷るう雨ぬ降ゆる事」ぬ積合なやあに=「冷い小」は「冷雨が降ること」の意味であり、
「冷い小ぬ出じとおん」んでえ、「冷る雨ぬ降とおん」んででぃぬ積合んかいないびいん=「冷い小ぬ出じとおん」とは「冷雨が降る」という意味になります。非丁寧文「~積合んかいなゆん」。
ただ、「冷い小」んでぃぬ語(くとぅば)ん=ただし、「冷い小」という語も、
「冷い小ぬ出じとおん」んでぃぬ句ん=「冷い小ぬ出じとおん」という句も、
『沖縄語辞典』ぬんかいや載てえ居いびらんくとぅ、うぬ肝心し、呉みせえびり=『沖縄語辞典』には載っていませんんで、その積りで。非丁寧文「~居らんとぅ」、「呉みそおり」。*わざわざ断わっているのは、上書信奉者から質問がくることが多いからです。
やいびいしが、まりけえてぃなあ、くうてん小や=ですが、たまに、少しは、非丁寧文「やしが~」。
寒くなたんてえまん、今度お温年やる事お、変わあびらんでぃ思やびいん=寒くなったとしてお、暖冬であることに変わりはないと思います。非丁寧文「~思ゆん」。

 一昨日(うってぃい)や辻井伸行主(すう)ぬピアノリサイタル聴(ち)ちいが行(い)ちゃびたん。
 主催(くさてぃ)そおる琉球新報(るうちゅうしんぽう)ぬ人(ちゅ)から、来(く)うよう来うようし、あぎまあさっとおいびいたくとぅ、行じゃるしいじやいびいん。
 プロぬピアノさあぬ弾(ふぃ、ひ)ちゅしえ、今(なあ)だぐとぅ、聴ちえ、んだんたる事(くとぅ)んあい、先(ま)じえんでぃち、行(ん)じゃるしいじやいびいん。
 主ぬピアノぬ前(めえ)んかい座(い)ゆしとぅまじゅん、あったに、色(いる)んな音(うとぅ)ぬ一(ちゅ)ばちない、聴こかりやびたくとぅ、とぅんもうやびたん。
 うぬうさきいなあぬ音お、実(じゅん)に、辻井主ぬ手(てぃい)ぬ指(いいび)からびけんどぅ、出(ん)じとおがやんでぃ思(うみ)いねえ、ふぃるましむぬんやい、聴ち事(ぐとぅ)んやいびいたん。ゆうしいねえ、ピアノからああらな、辻井主ぬ指からどぅ出じとおやがやあんでぃ思(うみ)ゆるあたいやいびいたん。

 うぬ夜(ゆる)おショパンぬむんびけんどぅやいびいたるむんぬ、我(わあ)が、特(か)わてぃ、ましそおたるラ・カンパネラんでぃゆる曲(ふし)え、始まゆる前迄(めえまで)え、プログラムんかいや、載(ぬ)てえ居(をぅ)らな、いふぃえ、寂(さび)っさる思いんそおびたん。
 やいびいしが、アンコールぬ一番後(いちばんあとぅ)ぬ曲え、ラ・カンパネラやいびいたくとぅ、くりん又、とぅんもういんすい、でえじな、いそうさぬないびらんたん。
 にふぇえでえびたん、辻井主、また琉球新報加那志前さり。
 
【語句】
 一昨日や辻井伸行主ぬピアノリサイタル聴ちいが行ちゃびたん=一昨日は辻井伸行氏のピアノりサイタルを聴きにいきました。非丁寧文「~行じゃん」。
主催そおる琉球新報ぬ人から、来うよう来うようし=主催の琉球新報の人からお出でと、
あぎまあさっとおいびいたくとぅ、行じゃるしいじやいびいん=せがまれていましたので、行った次第です。非丁寧文「あぎまあさっとたくとぅ」、「~行じゃるしいじやん」。
プロぬピアノさあぬ弾ちゅしえ、今だぐとぅ=プロのピアニストが演奏するのは、いまだかって、
聴ちえ、んだんたる事んあい=聴いたことがなかったこともあり、
先じえんでぃち、行じゃるしいじやいびいん=まずはと思い、赴いたしだいです。非丁寧文「~しいじやん」。
主ぬピアノぬ前んかい座ゆしとぅまじゅん、あったに、色んな音ぬ=氏がピアノの前にすわるやいないや、急に色んな音が
一ばちない、聴こかりやびたくとぅ、とぅんもうやびたん=一度に聞えましたので、びっくりしました。非丁寧文「~とぅんもうたん」。
うぬうさきいなあぬ音お、実に、辻井主ぬ手ぬ指からびけんどぅ=あれだけ沢山の音が、本当に、辻井氏の指先だけから、
出じとおがやんでぃ思いねえ、ふぃるましむぬんやい=繰り出されているのか思うと、不思議でもあり、
聴ち事んやいびいたん=聴きごたえのあるものでした。非丁寧文「聴ち事やたん」。
ゆうしいねえ、ピアノからああらな=ひょっとしたらピアノからではなく、
辻井主ぬ指からどぅ出じとおやがやあんでぃ思ゆるあたいやいびいたん=辻井氏の指先から(直接)出ているのではないかと思うほどでした。非丁寧文「~あたいやたん」。
うぬ夜おショパンぬむんびけんどぅやいびいたるむんぬ=その晩は、ショパン特集でしたが、非丁寧文「~どぅやたたるむんぬ」。
我が、特わてぃ、ましそおたるラ・カンパネラんでぃゆる曲え=私が特に好きなラ・カンパネラという曲は、
始まゆる前迄え、プログラムんかいや、載てえ居らな=始まる前迄はプログラムぬなく
いふぃえ、寂っさる思いんそおびたん=すこし、寂しい思いもしていました。非丁寧文「~思いんそおたん」。
やいびいしが、アンコールぬ一番後ぬ曲え=ですが、アンコールの一番最後の曲は、
ラ・カンパネラやいびいたくとぅ、くりん又=ラ・カンパネラでしたので、これまた、
とぅんもういんすい、でえじな、いそうさぬないびらんたん=驚きもするわ、とても、嬉しくてたまりませんでした。非丁寧文「~いそうさぬならんたん」。
にふぇえでえびたん、辻井主、また琉球新報加那志前さり=ありがとうございました、辻井さん、また琉球新報さん。

うちなあぐちぬ「果てぃゆん」んかいや、「死ぬん」でぃぬ意味(ちむええ)や無(ね)えやびらんしが、日本語(やまとぅぐち)ぬ「果てる(古語=果つ)」んかいや、「死ぬん」でぃぬ意味ぬあいびいん。
 
 ハ行音(じょううん)や、奈良時代(ならゆう)まんぐるんじえ、半濁音(はんだくうん)ぬパ行音やたんでぃぬ説(はなしい)ぬ強(ちゅう)さいびいくとぅ、うぬ通いやれえ、「果つ」お、「パツ(patsu)」んかいなゆい、今(なま)、言(い)ちょおるpataiんかい、能(ゆ)う似(に)ちょおんでぃ思(うみ)やびいしが、如何(ちゃあ)でえびるが。

 沖縄んじん、北部(やんばる)とぅか宮古(なあく、みゃあく)、八重山(いぇえま、やいま)、与那国(ゆなぐに、ゆぬん)まんぐらんじえ、今(なま)ちきてぃ、本島中南部ぬハ行音や、いいくるパ行音ぬんかい、なとおしえ、御万人(うまんちゅ)ぬ知っちょおみせえる通(とぅう)いやいびいん。

 また、日本語ぬ「臍(heso)」やタガログ語(ぐち)ぬ「pusоd」とぅ似ちょおびいが、他(ふか)にん、日本語んかいやタガログ語んでえポリネシア語系(ふうじい)とぅ似ちょおる言葉(くとぅば)んまんどおいぎさいびいん。
 
 ウラルアルタイ語系んでぃ言(い)らっとおる日本語お、やいやさびいしが、うん如(ぐとぅ)うさあに、南方系言葉ん、混(ま)んちょおるばすやいびいん。

【語句】
うちなあぐちぬ「果てぃゆん」んかいや、「死ぬん」でぃぬ意味や=沖縄語の「果てぃゆん」には「死ぬ」という意味は
無えやびらんしが、日本語ぬ「果てる(古語=果つ)」んかいや=ありませんが、日本語の「果てる(古語=果つ)」には、非丁寧文「無えらんしが~」。
「死ぬん」でぃぬ意味ぬあいびいん=「死ぬ」という意味があります。非丁寧文「~意味ぬあん」。
ハ行音や、奈良時代まんぐるんじえ、半濁音ぬパ行音やたんでぃぬ=ハ行音は奈良時代頃は、半濁音のパ行音だったとの
説ぬ強さいびいくとぅ、「果つ」お=説が有力ですから、「果つ」はその説に従えば、
「パツ(patsu)」んかいなゆい=「パツ(patsu)」になるし、
今、言ちょおるpataiんかい、能う似ちょおんでぃ=今取り上げているpataiによく、似ていると
思やびいしが、如何でえびるが=思いますが、いかがでしょうか。非丁寧文「思ゆしが、如何やが」。
沖縄んじん、北部とぅか宮古、八重山、与那国まんぐらんじえ=沖縄でも、北部、宮古、八重山、与那国あたりでは、
今ちきてぃ、本島中南部ぬハ行音や、いいくるパ行音ぬんかい=今もって、本島中南部のハ行音は、大抵、パ行音に、
なとおしえ、御万人ぬ知っちょおみせえる通いやいびいん=なっているのは、多くの人々が存じている通りです。非丁寧文「~知っちょおる通いやん」。
また、日本語ぬ「臍(heso)」やタガログ語(ぐち)ぬ=また、日本語ぬ「臍heso」はタガログ語の
「pusоd」とぅ似ちょおびいが、他にん=「pusod」と似ていますが、その他にも、非丁寧文「~似ちょおしが」。
日本語んかいやタガログ語んでえポリネシア語系とぅ=日本語にはタガログ語などポリネシア語系と
似ちょおる言葉んまんどおいぎさいびいん=似る語が多いようです。非丁寧文「~まんどおいぎさん」。
ウラルアルタイ語系んでぃ言らっとおる日本語お、やいやさびいしが=ウラルアルタイ語系と言われている日本語ではありますが、非丁寧文「~やいやすしが」。
うん如うさあに、南方系言葉ん、混んちょおるばすやいびいん=このように、南方系言語も混じっているわけです。非丁寧文「~ばすやん」。

 元々(むとぅむとぅ)、うちなあぐちんかいや、「死(し)ぬん」でぃぬ言葉(くとぅば)んあいびいしが、かわてぃ、人(ちゅ)ぬ「死ぬる事(くとぅ)」んかいや、「まあすん(まあしゅん)」でぃ、言やびいん。
 「死ぬん」や日本語とぅ同(い)ぬむんやいびいしが、「まあすん」や、サンスクリット語系やんでぃ言(い)らっとおいびいん。実(じゅん)に、うちなあぐちえ、南方(ふぇえむてぃい)から、来(ち)ちょおる言葉んあい、北方(にしむてぃい)から来ょおる言葉んあやあに、混(ま)んちゃあくんちゃあなとおびいん。

 うんなうちなあぐちんかい、「パタイ」ん、混んちょおるしいじやいびいんしが、『沖縄語辞典』や、なあ、かあま早(ふぇえ、へえ)くから、息(いいち)え、けえ止(とぅ)みてぃる居(をぅ)いびくとぅ、載(ぬ)しゆる訳(わき)え無(ね)えやびらん。
 
 「裁判(さいふぁん)」んでぃ言(ゆ)る言葉んちょおん、「明治の初めごろ一時的に使われた語」でぃち載しとおるあたいやいびいくとぅ、むしか、うぬ辞典ぬ今(なま)ん息さあに、あらたみてぃ、載しゆるむんどぅんやれえ、「パタイ=米軍統治時代から使われた語」んでぃちゃあま、載してぃん、何(ぬう)ん異風(いふう)なあやあいびらん筈(はじ)やしがる…。

 やいびいしが、くま於(をぅ)とおてぃ、言い欲(ぶ)しゃしえ、うんな事お、あいびらん。

 「パタイぬ「果てる(果つ)、果てぃゆん」んでぃゆる言葉とぅ似(に)ちょおくとどぅどぅ、書ちょおいびいる。

 あんせえ、まあぬ似ちょおびいが?

 ちぢちゅん。

【語句】
元々、うちなあぐちんかいや、「死ぬん」でぃぬ言葉んあいびいしが=元々、沖縄語には、「死ぬん」という語がありますが、非丁寧文「~言葉んあしが」。
かわてぃ、人ぬ「死ぬる事」んかいや=とくに、人の死については、
「まあすん(まあしゅん)」でぃ言やびいん=「まあすん、まあしゅん」と言います。非丁寧文「~言ん」。
「死ぬん」や日本語とぅ同ぬむんやいびいしが=「死ぬん」は日本語と同じですが、
「まあすん」や、サンスクリット語系やんでぃ言らっとおいびいん=「まあすん」はサンスクリット語系だと言われています。非丁寧文「~言らっとおん」。
実に、うちなあぐちえ、南方から、来ちょおる言葉んあい=実に、沖縄語は南方系もあれば、
北方から来ょおる言葉んあやあに、混んちゃあくんちゃあなとおびいん=北方系もあり、混ざこぜになっています。非丁寧文「~なとおん」。
うんなうちなあぐちんかい、「パタイ」ん、混んちょおるしいじやいびいんしが=沖縄語に「パタイ」が混ざったことになったわけですが、非丁寧文「~しいじやしが」。
『沖縄語辞典』や、なあ、かあま早くから=『沖縄語辞典』はもう、随分以前から、
息え、けえ止みてぃる居いびくとぅ、載しゆる訳え無えやびらん=息を止めているので、載せるわけがないのです。非丁寧文「~無えん」。
「裁判(さいふぁん)」んでぃ言る言葉んちょおん=裁判(さいふぁん)という語でさえ、
「明治の初めごろ一時的に使われた語」でぃち=「明治の初めごろ一時的に使われた語」と、
載しとおるあたいやいびいくとぅ=載せているぐらいですから、 非丁寧文「~あたいやくとぅ」。
むしか、うぬ辞典ぬ、今ん息さあに、あらたみてぃ、載しゆるむんどぅんやれえ=仮に、その辞書が今も息をし、更新して載せるのであれば、
「パタイ=米軍統治時代から使われた語」んでぃちゃあま=「パタイ=米軍統治時代から使われた語」などと、
載してぃん、何ん異風なあやあいびらん筈やしがる…=載せても、何も変ではないはずですが…。
やいびいしが、くま於とおてぃ、言い欲しゃしえ、うんな事お、あいびらん=ですが、ここで、言いたいことはそんなことではありません。非丁寧文「やしが~」、「~あらん」。
「パタイ」ぬ「果てる(果つ)、果てぃゆん」んでぃゆる言葉とぅ=「パタイ」が「果てる(果つ)」、「果てぃゆん」という語と、
似ちょおくとどぅどぅ、書ちょおいびいる=似ているからこそ書いているのです。非丁寧文「~書ちょおる」。
あんせえ、まあぬ似ちょおびいが?=では、どこが似ているでしょうか?

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