うちなあぐち日記

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2015年06月

 小満芒種(しゅうまんぼうしゅ)ぬ終(うわ)てぃ後(あと)お、いっそうまぬ夏(なち)ぬ如(ぐとぅ)、しぷらた暑(あち)さあ、あいびいしが、何(ぬう)がやら、いっそうまぬ夏とぅ、変わてえ居(をぅ)いびらに。

 どぅく、風多(かぞお)さいびしが、我一人(わんちゅい)どぅ、あん思(うみ)いやびいがやあ。
 
 去年迄(くずまで)え、何(ぬう)んあらんたるむぬ、太陽(てぃだ、てぃいだ)がたかせえるシートん掛きじゃあ小(ぐぁあ)から外だかさりいるあたい、風多(かぞお)さいびいん。洗(あら)てえる服ん、いいくる、毎日(めえにち)飛(とぅ)ばさりゆい、庭(なあ)ん置(う)ちぇえる軽(が)っさるぐま物(む)のお、必(かんな)じ、ごろないごろないしみらりやびいん。

 夜中(ゆなか)なてぃん、はしるぬ外(ふか)んじ、ぶうぶう、ぱちぱちそおいびいん。冬ぬ北風(にかじ)やれえ、分かやびいしが、今頃(なまぐる)あんやんでえ、思(うま)あんむんやいびいん。

 やいびいしが、戸(はしる)ん、引(ひ、ふぃ)ち戸(どぅ)ん、高ばしるん、わい開きいねえ、涼風(しだかじ)ぬ吹ち込(く)むい、良(い)い塩梅(やんべえ、あんべえ)や、やいやさびいん。ただ、いちゃさ、涼風やらわん、湿返(しちげ)えとおくとぅ、長(なげ)えさあ、開きらりやびらん。

【語句】
小満芒種ぬ終てぃ後お、いっそうまぬ夏ぬ如=梅雨が終わった後は、普段の夏のように、
しぷらた暑さあ、あいびいしが、何がやら=蒸し暑い事は暑いですが、何か、 非丁寧文「~暑さあ、あしが」。
いっそうまぬ夏とぅ、変わてえ居いびらに=いつもの夏と違いませんか。
どぅく、風多さいびしが、我一人どぅ、あん思いやびいがやあ=とても、風が多いですが、そう思うのは私だけでしょうか。非丁寧文「~風多さしが」、「~思いやすしが」。
去年迄え、何んあらんたるむぬ=去年まではそうでなかったのに、
太陽がたかせえるシートん掛きじゃあ小から外だかさりいるあたい=日除けとしてあるシートもフックから外されるほど、
風多さいびいん=風がずっと吹いています。非丁寧文「風多さん」。
洗てえる服ん、いいくる、毎日飛ばさりゆい=洗濯物も、ほぼ毎日飛ばれるし、 「洗濯(しんたく)」は沖縄語では「洗って畳むまでの一連の作業の事」ですので、ここでは「洗濯せえる~」とはしていません。
庭ん置ちぇえる軽っさるぐま物のお、必じ=庭においてある軽い小間物は、必ず(といって良いほど、)
ごろないごろないしみらりやびいん=ごろごろと転がされます。非丁寧文「~しみらりゆん」。
夜中なてぃん、はしるぬ外んじ、ぶうぶう、ぱちぱちそおいびいん=夜中になっても、戸の外では、ひゅうひゅうしています。非丁寧文「~ぱちぱちそおん」。
冬ぬ北風やれえ、分かやびいしが=冬の北風ん分かりますが、 非丁寧文「~分かゆしが」。
今頃あんやんでえ、思あんむんやいびいん=この季節として考えられません。非丁寧文「~思あんむんやん」。
やいびいしが、戸ん、引ち戸ん、高ばしるん=ですが、戸も、窓も高窓も、 非丁寧文「やしが~」。
わい開きいねえ、涼風ぬ吹ち込むい=開けっぴろげると、涼風が吹き込んでくるし、
良い塩梅や、やいやさびいん=良い塩梅ではあります。非丁寧文「~やいやすん」。
ただ、いちゃさ、涼風やらわん、湿返えとおくとぅ=ただ、いくら涼風でも、湿気がかっていますので、非丁寧文「~湿返とおくとぅ」。
長えさあ、開きらりやびらん=長らくは、開けられません。非丁寧文「~開きららん」。

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 昨日(ちぬう)や慰霊ぬ日(ふぃい、ひい)やいびいたん。
 今度(くんどぅ)ん、叔父(うざ)さあ、叔母まあ達(たあ)ぬ祀(まち)らとっとおみせえる平和(ひいわ)ぬ礎(いしじ)んかい、参拝(さんちい)しいが行ちゃびたん。旧部落やれえ、なあ字々んかい慰霊ぬ塔ぬあやあに、んま於(をぅ)とおてぃ、参拝んなゆしが、我ってえ新興部落人どぅやいびいくとぅ、平和ぬ礎んかい行ちゃびいるしいじやいびいん。
 叔父さあ達や、靖国神社んかい祀らとおみせえしが、あまあ、戦犯ぬ祀らっとおいびいくとぅ、婆前(はあめえ)ぬ遺言(いぐん)ぬんあてぃ、一(ちゅ)けぬんちょおん、行(ん)じぇえなあびらん。

 午前中(ふぃるめえ、ひるめえ)や、式典(しち)んでえぬまんでぃ、人(ちゅ)ん達(ちゃあ)ぬまんどおいびいくとぅ、今度お、夕影(ゆうかあぎ)なてぃからどぅ、行(い)ちゃびたる。
 ふぃるましむん、今度お、戦後70年なてぃがやら、夕さんでぃなてぃん、いっそうまやかん、人ぬまんでぃ、車停(くるまとぅ)みゆんち、出(ん)じてぃ行ちゅる車、とぅめえやあに、落(う)てぃらあ喰(くぁ)あ下(さ)がらあ風儀(ふうじい)どぅそおいびいたる。
 墓苑ぬ参拝ん終わてぃ、礎ぬ傍んかい行ちゃびたれえ、テレビ局(ちく)ぬカメラがやら、実(じゅん)に、まんぐらいっぺえんかい居(をぅ)いびいたん。
 まぎい達(たあ)ぬめんそおち、すぬ式やれえ、午前中なかい終わたる筈(はじ)やるむんぬ、うぬにっか迄(までぃ)、うさきいぬカメラぬ回(まあ)とおんでえ、思(うま)あん事(くとぅ)やいびいたん。

 帰(けえ)ゆるばあん、駐車場からあ、新参拝さあぬ、湧ち出じてぃ、来(ち)ゅうる如(ぐとぅ)どぅあいびいたる。
 午後7時からあ、灯篭(とぅうるう)流し、エイサーんでえぬ催しぬあんでぃぬ事やくぃびいたしが、うん長(なげ)え、居る積合(ちむええ)ん無(ね)えらな、帰てぃ去(は)やびたん。

【語句】
昨日や慰霊ぬ日やいびいたん=昨日は慰霊の日でした。非丁寧文「~日やたん」。
今度ん、叔父さあ、叔母まあ達ぬ祀らとおみせえる=今年も、叔父叔母らが祀られている
平和ぬ礎んかい、参拝しいが行ちゃびたん=平和の礎に、参拝しに行きました。非丁寧文「~行じゃん」。
旧部落やれえ、なあ字々んかい慰霊ぬ塔ぬあやあに=旧部落なら、各字に慰霊の塔があるので、
んま於とおてぃ、参拝んなゆしが=そこで参拝もできますが、
我ってえ新興部落人どぅやいびいくとぅ=私どもは新興住宅街の人間ですので、 非丁寧文「~どぅやくとぅ」。
平和ぬ礎んかい行ちゅるしいじやいびいん=平和の礎に行く事になります。非丁寧文「~行ちゅるじいしやん」。
叔父さあ達や、靖国神社んかい祀らとおみせえしが=叔父達は靖国神社にも祀られていますが、非尊敬・丁寧文「~祀らっとおしが」。
あまあ、戦犯ぬ祀らっとおいびいくとぅ=あそこは戦犯が祀られていますので、非丁寧文「~祀らっとおくとぅ」。非丁寧文「~祀らっとおくとぅ」。
婆前ぬ遺言ぬあてぃ、一けぬんちょおん、行じぇえなあびらん=祖母の遺言もあって、一度も行った事がありません
午前中や、式典んでえぬまんでぃ、人ん達ぬまんどおいびいくとぅ=午前中は式典が多く、人も多いですので、 非丁寧文「まんどおくとぅ~」。
今度お、夕影なていからどぅ、行ちゃびたる=今年は日が傾いてから行ったのです。「夕影」は「日が西に傾いて、影ができる時間帯の事。
ふぃるましむん、今度お、戦後70年なてぃがやら=珍しい事に、今年は、戦後70年だからなのか、
夕さんでぃなてぃん、いっそうまやかん、人ぬまんでぃ=夕方になっても、例年より、人が多く、 「夕さんでぃ」は単に夕方。
車停みゆんち、出じてぃ行ちゅる車、とぅめえやあに=駐車しようと、出る車を探して、
落てぃらあ喰あ下がらあ風儀どぅそおいびいたる=零れ物を拾って食べようとする格好になっていました。非丁寧文「~風儀どぅそおたる」。
墓苑ぬ参拝ん終わてぃ、礎ぬ傍んかい行ちゃびたれえ=墓苑の参拝も終わり、礎の方に移動しましたら、非丁寧文「~行じゃれえ」。
テレビ局ぬカメラがやら、実に、まんぐらいっぺえんかい居いびいたん=テレビ局のカメラなのだろうか、そこらじゅうに、うじゃうじゃ居ました。非丁寧文「~居たん」。
まぎい達ぬめんそおち、すぬ式やれえ=偉い人たちが出席して、行う式典なら、
午前中なかい終わたる筈やるむんぬ、うぬにっか迄=午前中に済んだはずなのに、こんな遅い時間帯まで、
うさきいぬカメラぬ回とおんでえ、思あん事やいびいたん=これだけのカメラが回っているとは予想外でした。非丁寧文「~事やたん」。
帰ゆるばあん、駐車場からあ、新参拝さあぬ、湧ち出じてぃ=帰る際も、駐車場から、参拝者らが湧き出て、
来ゅうる如どぅあいびいたる=来るようでした。非丁寧文「~如どぅあたる」。
午後7時からあ、灯篭流し、エイサーんでえぬ催しぬ=午後7時からは、灯篭流しやエイサー等の催しが
あんでぃぬ事やくぃびいたしが、うん長え=あるとの事でしたが、そんなに長らく、
居る積合ん無えらな、帰てぃ去やびたん=居る積りもなく、帰ってしまいました。非丁寧文「~去ちゃん」。

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写真:奧武島ぬ爬竜 勝負終わてぃ、サバニ持ち上ぎゆる人ん達


 今日(ちゅう)やゆっかぬ日(ふぃい、ひい)やいびいん。
 「四日ぬ日」ぬ積合(ちむええ)やる筈(はじ)やいびいしが、「四日(ゆっか)」ぬ「か」とぅ「日(ふぃい、ひい)」んでぃぬ言葉(くとぅば)ぬ重(かさ)なやあに、異風(いふう)なあや、やいびいしが、くりん、言葉(くとぅば)ぬ慣りいどぅやいびいるむぬ、許(ゆる)ち、うたびみせえびり。
 さてぃ、ゆっかぬ日んでぃ言いねえ、小満芒種ぬ明きゆる日びけんやあいびらん。
 南城市ぬ海野ねえし、日曜日んかい当てぃてぃ、爬竜する所(とぅくま)んあいびいしが、糸満(いとぅまん、いくまん、いちゅまん)はじみ、海端(うみばた)ぬ村(しま)於(をぅ)とおてえ、海神蔡(爬竜舟(はありい))すぬ日やいびいん。
 童(わらび)ぬばすお、小学校から近(ちか)さいびいたくとぅ、屋慶名(やきな)ぬ爬竜見(に)いが、毎年(めえにん友(どぅし)ん達(ちゃあ)とぅ、押(う)し連(ち)りてぃ、行(ん)じ、又、大人(うふっちゅ)なてぃからあ、糸満ぬ爬竜びけんかいどぅ行ちゃびたしが、今度(くんど)お、思(うみ)い切っとぅ、他所(ゆす)ぬ爬竜見いが、行ちゃびたん。

 沖縄(うちなあ)んかいや、実(じゅん)に色(いる)んな、祭(まちい)ぬあるむんやんでぃ、思(うみ)いんさびたしが、又、ある面白(うむ)さる事(くとぅ)ぬ分かやびたん。

 八重瀬町(いぇえじ)ぬ具志頭湊川(んなとぅがあ)ぬ言葉とぅ南城市海野ぬ言葉あ、糸満とぅ似ちょおい、また、南城市奧武島(おう)ぬ言葉あ勝連東部(かっちんあがり)ぬ言葉とぅ似ちょおいびいん。勝連東部ぬ言葉とぅ石川(いしちゃあ)、八重瀬町ぬ一部(富盛(とぅむい))んでえ、糸満三和地区ぬ一部とぅ似ちょおる事(くと)お、分かてえ居(をぅ)いびいたしが、奧武島ぬ言葉迄、似ちょおんでえ、思(うま)あんむんやびいたん。

【語句】
今日やゆっかぬ日やいびいん=今日は旧暦五月四日に日です。非丁寧文「~日やん」。
「四日ぬ日」ぬ積合やる筈やいびいしが、「四日」ぬ「か」とぅ=「四日の日」の積りでしょけど、「四日」の「か」と
「日」んでぃぬ言葉ぬ重なやあに、異風なあや、やいびいしが=「日」という語がダブって変ではありますが、 非丁寧文「~異風なあや、やしが」。
くりん、言葉ぬ慣りいどぅやいびいるむぬ=これも、言葉の習慣ですので、非丁寧文「~慣りいどぅやるむぬ」。
許ち、うたびみせえびり=お許しいただきたい。非丁寧・尊敬文「~呉り」又は「~取らし」。
さてぃ、ゆっかぬ日んでぃ言いねえ=さて、ゆっかぬ日といえば、
小満芒種ぬ明きゆる日びけんやあいびらん=梅雨が明ける日だけではありません。実際には今年はとっくに明けましたが。
南城市ぬ海野ねえし、日曜日んかい当てぃてぃ=南城市の海野のように、日曜日に照準を合わせて
爬竜する所んあいびいしが=ハーリー行事をするところも有りますが、   註:那覇のように新暦で行う所もある。
糸満はじみ、海端ぬ村於とおてえ、海神蔡(爬竜舟ぬ日やいびいん=海岸添いの部落で海神蔡(爬竜)を行う日でもあります。非丁寧文「~日んやん」。
童ぬばすお、小学校から近さいびいたくとぅ=子供の頃は、小学校から近かったせいもありまして、非丁寧文「~近さたくとぅ」。
屋慶名ぬ爬竜見いが、毎年ん友ん達とぅ、押し連りてぃ行じ=屋慶名の爬竜を見に友らと一緒に行き、
大人なてぃからあ、糸満ぬ爬竜びけんかいどぅ見じいか行ちゃびたしが=大人になってからは、糸満の爬竜だけを見にいきましたが、 非丁寧文「~行じゃしが」。
今度お、思い切っとぅ、他所ぬ爬竜見いが行ちゃびたん=今年は思い切って他所の爬竜を見にいきました。非丁寧文「~行じゃん」。
沖縄んかいや、実に色んな、祭ぬあるむんやんでぃ、思いんさびたしが=沖縄には実に様々な祭りがあるものだと、思いもしましたが、 非丁寧文「~思いんさしが」。
又、ある面白さる事ぬ分かやびたん=同時に、ある面白い事に気付きました。非丁寧文「~分かたん」。
八重瀬町ぬ具志頭湊川ぬ言葉とぅ南城市海野ぬ言葉あ糸満とぅ似ちょおい=八重瀬町の具志頭湊川の言葉と南城市海野の言葉は糸満ににているし、
また、南城市奧武島ぬ言葉あ勝連東部ぬ言葉とぅ似ちょおいびいん=また、南城市奧武島の言葉は勝連東部の言葉と似ています。
非丁寧文「~似ちょおん」。
勝連東部ぬ言葉とぅ石川、八重瀬町ぬ一部(富盛)んでえ=勝連東部の言葉と石川、八重瀬町の一部(富盛等)等、
糸満三和地区ぬ一部とぅ似ちょおる事お、分かてえ居いびいたしが=糸満市三和地区の一部と似ている事は知っていましたが、非丁寧文「~居たしが」。
奧武島ぬ言葉迄、似ちょおんでえ、思あんむんやびいたん=奧武島の言葉迄(勝連東部と)似ているとは、以外でした。非丁寧文「~思あんんむんyたん」。
 
 

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