うちなあぐち日記

うちなあぐちえ 聴ち美らさ 語い美らさ 書ち美らさ

2015年02月

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 去(ん)じゃる17日ぬ朝9時頃(ぐる)、用事小(ゆうじぐぁあ)ぬあてぃ、安謝(あじゃ)から波上臨海道路んかい乗(ぬ)てぃ、南(ふぇえ)むてぃいんかい車歩(くるまあ)っかちょおいびいたれえ、右(にじり)ぬ若狭ぬ通堂(とぅんどう)んかい、何(ぬう)がやら、美(ちゅ)ら船(ぶに)ぬ掛かおおいびいたん。
 「あいなあ、帆船(ふうしん)やるむん」んでぃ、思(うむ)やびたしが、車あ、あったねえ、停(とぅ)みらりいるむぬおあいびらん。一(ちゅ)けのお、走(は)いくぁあちから、引(ふぃ)ち返(けえ)ち、帆船ぬ掛かとおる通堂んかい、車入りやびたん。
 前々(めえめえ)から、海王丸んでぃゆる帆船ぬある事(くと)お知(し)っちょおいびいたしが、まさか、くまんじ行逢(いちゃ)ありいんでえ、思(うみ)やびらんたくとぅ、とうんもういんすい、いしょうさんあいびいたん。
 我(わん)ねえ、報(ふう)ぬるあたる筈(はじ)やいびいたん。
 
 ようい、ちゅてえ小(ぐぁあ)しいねえ、帆船ぬ通堂から離(はな)りやびいたくとぅ、なあ、出船(んじふに)がやらんでぃ、思(うむ)とおいびいたしが、いふぃ小離りとおる所(とぅくる)んじ、訓練生んちゃあぬ帆柱(ふうばあや)んかい、登(ぬぶ)やあに、頭(かしら)ぬやぐぃいとぅまじゅん、手(てぃい)上ぎたい下るちゃいする儀式(じしち)始(はじ)みやびたん。
  
 うり、しいなち後(あと)お、まあがなんかい、出船し走(は)やびたん。
 帆(ふう)張(は)とおる姿(しがた)ん、見(ん)じい欲(ぶ)しゃんあいびいたいしが、海王丸や、帆ん張らんようい、去やびたん。

註:3番目ぬ写真ゆまぎくなち、見ちうたびみせえびり。訓練生ぬマストぬ上んじ、手上ぎとおいびいん。うかあさぬないびらん。

【語句】
去じゃる17日ぬ朝9時頃、用事小ぬあてぃ=去る17日の朝9時頃、やぶ用があって、
安謝から波上臨海道路んかい乗てぃ=安謝から波之上臨海道路に乗って、
南むてぃいんかい車歩っかちょおいびいたれえ=南向けに車を運転していましたら、非丁寧文「~歩っかちょおたれえ」。
右ぬ若狭ぬ通堂んかい、何がやら、美ら船ぬ掛かおおいびいたん=右の若狭埠頭に何やら美しい船が停泊していました。非丁寧文「~掛かとおたん」。
「あいなあ、帆船(ふうしん)やるむん」んでぃ思やびたしが=「あれまあ、帆船ではないか」と思いましたが、非丁寧文「~思たしが」。
車あ、あったねえ、停みらりいるむぬおあいびらん=車は急に停められるものではありません。非丁寧文「~停みらりいるむぬおあらん」。
一けのお、走いくぁあちから、引ち返ち=一度は、通り過ごしてから、引き返して、
帆船ぬ掛かとおる通堂んかい、車入りやびたん=帆船の停泊している埠頭に車を乗り入れました。
前々から、海王丸んでぃゆる帆船ぬある事お知っちょおいびいたしが=以前から海王丸という帆船がある事は知っていましたが、
非丁寧文「~知っちょおたしが」。
まさか、くまんじ行逢ありいんでえ、思やびらんたくとぅ=まさか、ここで逢えるとは思いませんので、
とうんもういんすい、いしょうさんあいびいたん=驚きもし、嬉しくもありました。非丁寧文「~いしょうさんあたん」。
我ねえ、報ぬるあたる筈やいびいたん=私は運が良かったのかもしれません。非丁寧文「~筈やん」。
ようい、ちゅてえ小しいねえ、帆船ぬ通堂から離りやびいたくとぅ=ほんの少し経ったら、帆船が埠頭から離れましたので、 非丁寧文「~離りゆたくとぅ」。
なあ、出船がやらんでぃ、思とおいびいたしが=もう、出航なのかと思いましたが、 非丁寧文「~思とおたしが」。
いふぃ小離りとおる所んじ、訓練生んちゃあぬ=少し離れたところで、訓練生らが
帆柱んかい、登やあに、頭ぬやぐぃいとぅまじゅん=マストに登り、指揮者の掛け声と同時に、 「やぐぃい」は「やぐい」とも言います。
手上ぎたい、下るちゃいする儀式始みやびたん=手を上げたり下げたりするセレモニーを始めました。非丁寧文「~始みたん」。
うり、しいなち後お、まあがなんかい、出船し走やびたん=それを終えると、どこかにか、出航していってしまいました。非丁寧文「~走いたん」。
帆張とおる姿ん、見じい欲しゃんあいびいたいしが=帆を張っている姿も見たかったですが、非丁寧文「~見じい欲しゃたしが」海王丸や、帆ん張らんようい、去やびたん=海王丸は帆も張らずに行ってしまいました。非丁寧文「~去いたん」。
3番目ぬ写真ゆまぎくなち、見ちうたびみせえびり=3番目の写真を拡大してみてください。非丁寧文「~見ち取らし」。
訓練生ぬマストぬ上んじ、手上ぎとおいびいん=訓練生がマストの上で手を上げています。非丁寧文「~手上ぎとおん」。
うかあさぬないびらん=危なくていけません。非丁寧文「~うかあさぬならん」。

 御総(ぐすう)よう、良(い)い正月(しょうぐぁち)でえびる。
 天(てぃ)ぬん、晴(は)り晴(ば)りとぅ、温(ぬく)くばあってぃ、また、PM2.5んいきらさぬ、真(まくとぅぬ)に、良いうわあちちでえびる。

 んでぃ言(い)ち、御挨拶(ぐええさち)うんぬきゆんしん、今日(ちゅう)や、旧暦(うちなあぐゆみ)ぬ正月んかい当たとおくとぅ、やいびいん。何(ぬ)が、御祝(うゆ)え事(ぐと)お、まんどおせえましどぅやいびいる。(自考え)

 実(じゅん)に、月(ちち)ぬ走(は)いや、馬(んま)ぬ走いやいびんやあさい。
 世界(しけ)、世(ゆう)ん、また、違(ちが)てぃ来(ち)ゃあに、異風(いふう)なあなてぃ、ちょおいびいしが、世界ぬ平和(ひいわ)、御総ようとぅ共(とぅむ)に願(ぐぁん)立てぃやびら。

【語句】
御総よう、良い正月でえびる=皆様、正月おめでとうございます。非丁寧文はこの場合は、実際には用いないので略。
天ぬん、晴り晴りとぅ、温くばあってぃ=空も晴れ渡り、暖かく、
また、PM2.5んいきらさぬ=また、PM2.5も少なく、
真に、良いうわあちちでえびる=本当に良い天気です。非丁寧文「~うわあちちやん」。「でえびる」は「どぅ+やいびいる」の約まったもので、地方では「でいびる」、「でいびいる」の変形もあります。
んでぃ言ち、御挨拶うんぬきゆんしん=などと、御挨拶を申し上げますのも、 非丁寧文「~御挨拶言しん」。
今日や、旧暦ぬ正月んかい当たとおくとぅ、やいびいん=今日は旧正月だからです。非丁寧文「~当たとおくとぅやん」。
何が、御祝え事おまんどおせえましどぅやいびいる=まあ、お祝い事は多い方がよいにきまっています。非丁寧文「~ましどぅやる」。
(自考え)=(個人的考え。)
実に、月ぬ走いや、馬ぬ走いやいびんやあさい=本当に光陰矢の如しですね。非丁寧文「~当たとおくとぅやん」。
世界、世ん、また、違てぃ来ゃあに=世界、世の中もまた、おかしくなってきて、  「違ゆん」は『沖縄語辞典』にはありませんが、日本語の「違う」という意味はなく、「悪い方向へ変化する悪い意味でおかしくなる」等の意味です。「彼えけえ違とおん」なら、「彼は頭がおかしくなってしまっている」という意味です。では、日本語の「違う」はどう言うかといいますと、「変わゆん」とか「たがあゆん」といいます。
異風なあなてぃ、ちょおいびいしが=変になってきていますが、  非丁寧文「~ちょおしが」。
世界ぬ平和、御総ようとぅ共に願立てぃやびら=世界の平和を、皆様と共にお祈りしましょう。「共に」は文語的表現で口語では「まじゅん」といいます。「願立てぃゆん」は「神仏に祈りを捧げる」等の意味です。「祈ゆん」という語もありますが、前者の方がより沖縄的?かもしれません。

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おきなわマラソンとぅ加勢臣下(かしいしんか)ぬ風景(ちいち)

 昨日(ちぬう)やおきなわマラソンぬ行(うくな)わりやびたん。
 我(わん)にん、見(みい)ちゃあ知(し)りかあぬ出(ん)じとおいびいたくとぅ、彼(あり)が肝加勢(ちむがしい)兼(かに)てぃ、見物(ちんぶち)しいが、行(い)ちゃびたん。
 天(てぃ)のお、晴(は)りてぃ、気温(ちうん)や20度あまてぃ、うぬ事(くとぅ)びけん、考(かんげ)いねえ、良(い)い模様(むよう)やる筈(はじ)やいびいたしが、PM2.5ぬだてえん、かかとおいびいたくとぅ、あんすかまでえ、良い模様やんでぃちぇえ、言(い)ゃびらんたん。
 マラソンぬ加勢(かしい)んでぃ言いねえ、中ねえ、マラソンやかん、ちびらしいむんぬあぬ事(くとぅ)んあいびいん。
 上(ゐい)ぬ写真のお、しゅうらしいアンガマぬすがいそおる美童(みやらび)ぬ二人(たい)。写真ぬじゅる前(めえ)や、うぬすがいさあに、「妖怪ウォッチ」舞(も)おとおびいたん。
 いやでぃん、うったあ親(をぅや)あ、八重山人(ゑえまんちゅ)やら筈やいびいん。
 肝(ちむ)うらあきてぃ、とぅらち、いっぺえ、果報(かふう)しやいびいたん。

【語句】
おきなわマラソンとぅ加勢臣下ぬ風景=沖縄マラソンと応援する人々の風景
昨日やおきなわマラソンぬ行わりやびたん=昨日はおきなわマラソンが行われました。非丁寧文「~行りたん」。
我にん、見ちゃあ知りかあぬ出じとおいびいたくとぅ=私もごく身近な知り合いが参加していましたので、 非丁寧文「~出じとおたくとぅ」。
彼が肝加勢兼かにてぃ、見物しいが行ちゃびたん=彼の応援兼ねて見物しに行きました。 非丁寧文「~行じゃん」。
天のお、晴りてぃ、気温や20度あまてぃ=空は晴れ、気温は20度を超えて、
うぬ事びけん、考いねえ、良い模様やる筈やいびいたしが=それだけを考えると、良いコンディションの筈でしたが、非丁寧文「~筈たしが」。
PM2.5ぬだてえん、かかとおいびいたくとぅ=PM2.5が、大分かかっていましたので、 非丁寧文「~かかとおたくとぅ」。
あんすかまでえ、良い模様やんでぃちぇえ、言ゃびらんたん=それほど、良いコンディションとは言えませんでした。非丁寧文「~言ゃらんたん」。
マラソンぬ加勢んでぃ言いねえ、中ねえ、マラソンやかん=マラソンの応援といえば、中には、
ちびらしいむんぬあぬ事んあいびいん=素晴らしいものがあることもあります。非丁寧文「~事んあん」。
上ぬ写真のお、しゅうらしいアンガマぬすがいそおる美童ぬ二人=上の写真は可愛らしいアンガマ装束の女児二人。
写真ぬじゅる前や、うぬすがいさあに、「妖怪ウォッチ」舞おとおびいたん=写真を撮る前はその衣装で妖怪ウォッチ踊りをしていました。 非丁寧文「~舞おとおたん」。
いやでぃん、うったあ親あ、八重山人やら筈やいびいん=きっと、彼女たちの親は八重山出身の筈です。非丁寧文「~筈やん」。
肝うらあきてぃ、とぅらち、いっぺえ、果報しやいびいたん=心を癒してくれて、本当にありがとうございました。非丁寧文「~果報しやたん」。

 今日(ちゅう)ぬ琉球新報(るうちゅうしんぽう)んかい、琉米(るうびい)・琉仏(るうふち、るうふつぃ)・琉蘭(るうらん)修好条約ぬ原本(むとぅ)ぬ展示会ぬ浦添(うらしい)市美術館(びじゅつくぁん)於(をぅ)とおてぃ、催(むゆう)さりいんでぃぬ事(くとぅ)やいびいん。

 うぬ修好条約ぬ原本や日本(うふやまとぅ、やまとぅ)ぬ琉球取(とぅ)ゆる前(めえ)に、独立国(どぅうちゅいだちぬくに、ちゅいだちくに、どぅうくるだちぬくに)やる証拠(すうく)、奪(ぼう)ゆる為(たみ)なかい、なてぃ直(ちゃあき)ぬ明治政府(みいじくうじ)にゆてぃ、追(うゐ)い落(う)とぅさっるむぬやいびいん。やいびくとぅ、うぬ原本や、131年置ち、琉球んかい戻(むどぅ)てぃ来(ち)ゅうるばすやいびいん。

 他所(ゆす)ぬ国ぬ物(むん)、くん取ゆる事ん、国くる奪ゆる事ん、慣習国際法的ねえ、間違とおいびいしが、如何(ちゃあ)し、片付(かたじ)きれえ済(し)まびいが。
 琉球取たる事お、いいくる政府ぬ叫(あ)びてえする「力ニヨル変更」んかい当(あ)たやびらに。

 でぃか、ぐすうよう、ちゅやっくぁ、うち揃(すり)てぃ、浦添美術館ぬんかい行(ん)じなあびら。日本ぬ「健忘症」見(ん)じいが。

註:展示期間:2月27日~3月29日。

【語句】
今日ぬ琉球新報んかい、琉米・琉仏・琉蘭修好条約ぬ=今日の琉球新報に琉米・琉仏・琉蘭修好条約ぬ
原本ぬ展示会ぬ浦添市美術館於とおてぃ=原本の展示会が浦添市美術館で
催さりいんでぃぬ事やいびいん=催されるとのことです。非丁寧文「~事やん」。
うぬ修好条約ぬ原本や日本ぬ琉球取ゆる前に=その修好条約の原本は日本が琉球を併合する前に、
独立国やる証拠、奪ゆる為なかい=独立国であるという証拠を奪い取るために、
なてぃ直ぬ明治政府にゆてぃ、追い落とぅさっるむぬやいびいん=出来たばかりの明治政府によって、強引に奪われたものです。非丁寧文「~むぬやん」。
やいびくとぅ、うぬ原本や、131年置ち=ですから、その原本は131年ぶりに、 非丁寧文「やくとぅ~」。
琉球んかい戻てぃ来ゅうるばすやいびいん=琉球に里帰りする事になるわけです。非丁寧文「~ばすやん」。
他所ぬ国ぬ物、くん取ゆる事ん、国くる奪ゆる事ん=他所の国の物を強奪する事も、国自体を奪う事も、
慣習国際法的ねえ、間違とおいびいしが=慣習国際法上は違反であるが、 非丁寧文「~間違とおしが
如何し、片付きれえ済まびいが=どう、取り扱えばよいのでしょうか。非丁寧文「~済むが」。
琉球取たる事お、いいくる政府ぬ他所国んかい叫びてえする=琉球を併合した事は、よく政府が別の国に文句を言ったりする
「力ニヨル変更」んかい当(あ)たやびらに=「力による変更」に該当しないのでしょうか。非丁寧文「~当たらに」。
でぃか、ぐすうよう、ちゅやっくぁ、うち揃てぃ=さあ、皆さん、家族そろって、
浦添美術館ぬんかい行じなあびら=浦添美術館に行ってみましょう。
日本ぬ「健忘症」を見じいか=日本の「健忘症ぶり」を見に

註:展示期間:2月27日~3月29日。

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