うちなあぐち日記

うちなあぐちえ 聴ち美らさ 語い美らさ 書ち美らさ

2015年01月

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 今日(ちゅう)や、餅(むうちい)ぬ日(ひい、ふぃい)なとおいびいん。
 我(わ)っ達(たあ)ん、毎年(めえにん)、あんやいびいしが、今度(くんどぅ)ん、餅や手作(てぃづく)いさびたん(上ぬ写真)。うぬ為(たみ)なかい、うったてぃ、サンニンぬん庭(なあ)んかい、植(ゐ)いてえいびいん。店(まちや)んじ、売らっとおしやかや、あんすかあ影(かあぎ)え無えやびらんしが、味(あじ)え、いいくる変わやびらん。
 
 うりえ済(し)ばいしいが、だあ!むうちい寒(びい)さあ、実に如何(ちゃあ)がなとおいびいら。

 くぬ四、五日(し、ぐにち)え、いっそうまあとお、変わてぃ、でえじな温(ぬ)くばあとおいびいん。今度ぬ冬(ふゆ)お、確かに、早々(ふぇえべえ、へえべえ)とぅ、寒(ふぃい、ひい)くなとおせえなとおいびいたるむぬ、一番ぬ寒さどぅくるんじえ、温ばあってぃどぅ居(をぅ)いびいる。
 
 やいびいしが、今度お、実(じゅん)に、温年(くぬどぅし)やんでぃ思(うみ)やびいん。なあ、今からあ、寒くないる事(くと)お無(ね)やびらんさに。

【語句】
今日や、餅ぬ日なとおいびいん=今日はムーチーの日です。非丁寧文「~日なとおん」。
我っ達ん、毎年、あんやいびいしが、今度ん=我が家も毎年そうですが、今年も、 非丁寧文「~あんやしが」。
餅や手作さいびたん(上ぬ写真)=ムーチーは手作りしました(上の写真)。非丁寧文「~手作いさん」。
うぬ為なかい、うったてぃ、サンニンぬん庭んかい、植いてえいびいん=その為にわざわざ月桃を庭に植えています。非丁寧文「~植いてえん」。
店んじ、売らっとおしやかや、あんすかあ影え無えやびらんしが=お店で売られているものよりは、それほど美人ではありませんが、非丁寧文「~影え無えらんしが」。
味え、いいくる変わやびらん=味は殆どかわりません。非丁寧文「~変わらん」。
うりえ済ばいしいが、だあ!むうちい寒さあ=その事はさておき、さて、「ムーチー寒さ」は
実に如何がなとおいびいら=一体、どうなっているのでしょうか。非丁寧文「如何がなとおら」。
くぬ四、五日え、いっそうまあとお、変わてぃ=ここ四、五日は例年と異なり、
でえじな温くばあとおいびいん=大変、暖かいです。非丁寧文「~温ばあっとおん」。
今度ぬ冬お、確かに、早々とぅ、寒くなとおせえなとおいびいたるむぬ=今度の冬は確かに早々と寒くなった事はなりましたのに、  非丁寧文「~なとおたるむぬ」。
一番ぬ寒さどぅくるんじえ、温ばあってぃどぅ居いびいる=一番の寒い時期には暖かいのです。非丁寧文「~居る」。
やいびいしが、今度お、実に、温年やんでぃ思やびいん=ですが、今年は本当に暖冬だと思います。非丁寧文「~思ゆん」。
なあ、今からあ、寒くないる事お無やびらんさに=もう、これからは寒くなる事はありますまい。非丁寧文「~無えらんさに」。

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画面下「ちいはっぱ」

 「ちいはっぱ(釣葉っぱ)」や「釣(ちい)」とぅしち、使(ちか)ゆる事(くとぅ)ぬなゆる「葉っぱ」やくとどぅ、あん言(ゆ)るんでぃち、思(うむ)とおいびいたん。

 童(わらび)ぬばすねえ、いいくる野(もう)んじ、遊でぃる居(をぅ)いびいたしが、田(たあ)とぅか、畑道(はるみち)ぬ側(すば)んでえんかいある小川(かあぐぁあ)んかいや、泉小(いじゅんぐぁあ)ぬ、ちんぢんとぅあいびいたん。あんしまた、小川ぬ土手小(あむとぅぐぁあ)んかいや、いいくる釣葉っぱぬ生(み)いとおいびいたん。
 
 泉小ぬ水(みじ)飲(ぬ)むるばすお、釣葉っぱぬ葉(ふぁあ)、摘(ち)み取(とぅ)やあに、丸(まる)みやあに、漏斗(じょうぐ)風儀(ふうじい)なち、釣(ちい)作(ちゅく)てぃ、うりし、水救(みじすく)てぃ飲むるばすやいびいん。

 やいびいしが、他所(ゆす)んじえ、いいくる、「ちいぱっぱ」んでぃ言(い)ぎさいびいん。

 くねえだ、宜野湾市ぬ博物館んかい、行(い)ちゃびたれえ、かざらっとおたる絵画(いい)ぬ題名(なあ)ん「ちいぱっぱ」んでぃちょおいびいたん。また『沖縄植物野外活動図鑑第五鑑』(新星図書出版 1979年)ぬんかいん、「ちいぱっぱ」んでぃち、なとおる風儀(ふうじ)やいびいん。

 『沖縄語辞典』(大概や首里語)ぬんかいや、「ちふぁふぁ」んでぃち、あいびいしが、「ちいぱっぱ」とぅ「ちいはっぱ」ぬる普通やる、首里語ぬ「ちふぁふぁ」あ、我(わん)くるん、聞(ち)ちぇえなあびらん。

 「釣い葉っぱ」や、日本語(やまとぅぐち)しえ、「つわ」また「つわっぱ」。「蕗(ふき)」ぬ種(さに)やいびいくとぅ、「つわぶき」んでぃ言(ゆ)しがる、並てぃぬ言い方やる風儀(ふうじ)やいびいん。

追記:「ちいぱっぱ」とぅ「ちいはっぱ」や、当たい前、『沖縄語辞典』んかいや無えやびらん。

【語句】
「ちいはっぱ(釣葉っぱ)」や「釣」とぅしち=「釣葉っぱ」は「釣べ」として
使ゆる事ぬなゆる「葉っぱ」やくとどぅ=代用できるることから、
あん言るんでぃち、思とおいびいたん=そう呼称するのだと思っていました。 非丁寧文「~思とおたん」。
童ぬばすねえ、いいくる野んじ、遊でぃる居いびいたしが=子供の頃は、たいてい、野原で遊んでいたのですが、非丁寧文「~遊でぃる居たしが」。
田とぅか、畑道ぬ側んでえんかいある小川んかいや=田んぼや畑道の側等にある小川には、
泉小ぬ、ちんぢんとぅあいびいたん=小さな泉が、所々にありました。非丁寧文「~ちんぢんとぅあたん」。
あんしまた、小川ぬ土手小んかいや=そして、また、小川の小さな土手には
いいくる釣葉っぱぬ生いとおいびいたん=たいてい、ツワブキが生えていました。非丁寧文「~生いとおたん」。
泉小ぬ水飲むるばすお、釣葉っぱぬ葉、摘み取やあに=小さな泉の水を飲むときは、ツワブキの葉を摘み取って、
丸みやあに、漏斗風儀なち、釣作てぃ=丸めて漏斗状にし、釣べを作り
うりし、水救てぃ飲むるばすやいびいん=それで、水を掬って飲むわけです。非丁寧文「~飲むるばすやん」。
やいびいしが、他所んじえ、いいくる、「ちいぱっぱ」んでぃ言ぎさいびいん=ですが、他の地域では、概ね、「ちいぱっぱ」というようです。非丁寧文:前段「やしが~」、後段、「~言いぎさん」。
くねえだ、宜野湾市ぬ博物館んかい、行ちゃびたれえ=この間、宜野湾市の博物館に行きましたら、非丁寧文「~行じゃれえ」。
かざらっとおたる絵画ぬ題名ん「ちいぱっぱ」んでぃちょおいびいたん=展示されていた絵画の題名も「ちいぱっぱ」となっていました。非丁寧文「~んでぃちょおたん」。
また『沖縄植物野外活動図鑑第五鑑』(新星図書出版1979年)ぬんかいん=また、『沖縄植物野外活動図鑑第五鑑』(新星図書出版 1979年)にも、
「ちいぱっぱ」んでぃち、なとおる風儀やいびいん=「ちいぱっぱ」となっているようでした。非丁寧文「~風儀やん」。
『沖縄語辞典』(大概や首里語)ぬんかいや=『沖縄語辞典』(殆ど首里語)には、
「ちわふぁ」んでぃち、あいびいしが、「ちいぱっぱ」とぅ「ちいはっぱ」ぬる普通やる=「ちふぁふぁ」とありますが、「ちいぱっぱ」と「ちいはっぱ」が一般的なのであって、 非丁寧文「~あしが」。
、首里語ぬ「ちふぁふぁ」あ、我(わん)くるん=首里語の「ちふぁふぁ」は私自身も
聞ちぇえなあびらん=聞いた事はありません。非丁寧文:前段「~あしが」、後段「~聞ちぇえんだん」。
「釣い葉っぱ」や、日本語しえ、「つわ」また「つわっぱ」=「釣い葉っぱ」は日本語では「つわ」また「つわっぱ」。
「蕗(ふき)」ぬ種やいびいくとぅ、「つわぶき」んでぃ言しがる=「蕗」の一種なので、「つわぶき」というのが、
並てぃぬ言い方やる風儀やいびいん=一般的な言い方のようです。非丁寧文「~風儀やん」。

追記:「ちいぱっぱ」と「ちいはっぱ」はもちろん、『沖縄語辞典』にはありません。
 

 「新玉(あらたま)ぬ年(とぅし)ぬ炭(たん)とぅ昆布(くぶ)かざてぃ、心(くくる)から姿(しがた)、若(わか)くなゆさ」んでぃ言(ゆ)ぬ琉歌(るうか)ぬあいびいん。
 御万人ぬ(うまんちゅ)ぬ、並みてぃ、知っちょおみせえる通(とぅう)い、「新玉」や「改(あらた)ま」ぬ意味(ちむええ)んやいびいん。
 くぬ「たま(玉)」んかいや、「ちらちら、光(ふぃちゃ)ゆる如(ぐとぅ)、ちゅらさん又ちびらあさん」んでぃゆる意味ぬあいびいん。うんぐとおる意味や日本語(やまとぅぐち)んかいん、あいびいしが、「新玉ぬ年」んでぃぬ言い様ん、日本語とぅ同ぬむんやいびいん。
 やいびいしが、「たま」ぬなあ一(てぃい)ちぬ意味やる「ガラス」んでぃぬ意味や、日本語んかいや無(ね)らんぎさいびいん。また、「たま」使ゆる句(くとぅば)あ、下(しちゃ)ぬ通(とぅう)い、じょうい、うちなあぐちぬるまんどおいぎさいびいん。

沖縄語:玉黄金産し子(大切な愛し子)、玉城(地名=美し城)、玉御陵(たまうどぅん=尚家の墓)、玉水、玉ぬ緒(命の代名詞)、玉ん冠(たまんちゃあぶい=王冠)、玉黄金里前(大切な彼氏)、玉黄金無蔵(大切な彼女)又うぬ他(ふか)ぬ美称等。

日本語:新玉の年、玉手箱、玉の神輿、玉鏡、玉井、玉陰玉庭その他の美称等。


【語句】
「新玉ぬ年ぬ炭とぅ昆布かざてぃ=「改まる、又輝かしい新年に炭と昆布を飾って(供え)、
心から姿、若くなゆさ」んでぃ言ぬ琉歌ぬあいびいん=心から姿(も)若くなるり」という琉歌があります。非丁寧文「~ぬあん」。
御万人ぬぬ、並みてぃ、知っちょおみせえる通い=皆様が、たいてい、ご存じのように、
「新玉」や「改ま」ぬ意味んやいびいん=(ここでは)「新玉」は「改まる」の意味も兼ねています。非丁寧文「~意味んやん」。
くぬ「たま(玉)」んかいや、「ちらちら、光ゆる如=この「たま(玉)」には、「きらきら光るが如く、
ちゅらさん又ちびらあさん」んでぃゆる意味ぬあいびいん=美しい、また、素晴らしい」という意味があります。非丁寧文「~意味ぬんあん」。なお、「ちびらあさん」は「素晴らしい」という意味では『沖縄語辞典』にはありません。
うんぐとおる意味や日本語んかいん、あいびいしが=そのような意味は日本語にもありますが、非丁寧文「~あしが」。
「新玉ぬ年」んでぃぬ言い様ん、日本語とぅ同ぬむんやいびいん=「新玉の年」という言い方も、日本語と同じです。非丁寧文「~同ぬむんやん」。
やいびいしが、「たま」ぬなあ一(てぃい)ちぬ意味やる=ですが、「たま」はもう一つの意味となっている 非丁寧文「やしが~」。
「ガラス」んでぃぬ意味や、日本語んかいや無らんぎさいびいん=「ガラス」という意味は日本語にはないようです。非丁寧文「~無えらんぎさん」。
また、「たま」使ゆる句あ、下ぬ通い、じょうい=また、「たま」の応用範囲は、下の通り、
うちなあぐちぬるまんどおいぎさいびいん=沖縄語の方が多いようです。非丁寧文「~まんどおいぎさん」。
うちなあぐち:玉黄金産し子(大切な愛し子)、玉城(地名=美し城)、玉御陵(たまうどぅん=尚家の墓)、玉水、玉ぬ緒(命の代名詞)、玉ん冠(たまんちゃあぶい=王冠)、玉黄金里前(たまくがにさとぅめ)、玉黄金無蔵(たまくがにんぞ)等。
日本語:新玉の年、玉手箱、球の神輿、玉鏡、玉井、玉陰等

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