2日前(ふちかめえ)、テレビ見(ん)ちょおいびいたれえ、かたがた、日本んかい居(う)るモンゴルん人(ちゅ)ぬ女(ゐなぐ)が自(どぅう)ぬ国(くに)んかい帰(けえ)やあに、親兄弟(うやちょうでえ)んかい、行逢(いちゃ)いが行ちゅんでぃゆる番組やいびいたん。
モンゴル語しえ、我耳(わあみみ)ぬ聞(ち)ちばっぺえあらんでえ、「兄」んかい、「アカー」んでぃ言る風儀(やいびいたん)。
何(ぬ)があんし、うちなあぐちとぅ似ちょおるんでぃ、思(うむ)やびたん。
うちなあぐちぬ平民(ひゃくしょう)言葉しえ、「兄」え、「あふぃい、あひい」やいびいん。(ゆかっちゅ言葉あ「やっちい」)。
琉球弧語於(う)とおてえ、カ行とぅハ行や、いいくる入り変けえたいんさびいくとぅ、「あひい」とぅ「アカー」や大概(てえげえ)や、同(い、ゆ)ぬむんやんびいん。
例(たとぅ)れえ、「国(くに)」や、黒島民謡んじえ、「ふん」。「組頭」や「ふんがしら」とぅなやびいん。
また、我が中学生(ちゅうぐぁくしい)にいや、「ジンギスカン」んでぃる言ちょおいびいたしが、今(なま)あ、「ジンギスハン」でぃる言ちょおいびいる。
んちゃ、確かに、うちなあぐちえ、ウラルアルタイ語族ぬ一(てぃい)ちやいびいくとぅ、似ちょおるとぅくるぬあてぃん、ふぃるましい事(くと)おあいびらん筈(はじ)。
モンゴル語しえ、我耳(わあみみ)ぬ聞(ち)ちばっぺえあらんでえ、「兄」んかい、「アカー」んでぃ言る風儀(やいびいたん)。
何(ぬ)があんし、うちなあぐちとぅ似ちょおるんでぃ、思(うむ)やびたん。
うちなあぐちぬ平民(ひゃくしょう)言葉しえ、「兄」え、「あふぃい、あひい」やいびいん。(ゆかっちゅ言葉あ「やっちい」)。
琉球弧語於(う)とおてえ、カ行とぅハ行や、いいくる入り変けえたいんさびいくとぅ、「あひい」とぅ「アカー」や大概(てえげえ)や、同(い、ゆ)ぬむんやんびいん。
例(たとぅ)れえ、「国(くに)」や、黒島民謡んじえ、「ふん」。「組頭」や「ふんがしら」とぅなやびいん。
また、我が中学生(ちゅうぐぁくしい)にいや、「ジンギスカン」んでぃる言ちょおいびいたしが、今(なま)あ、「ジンギスハン」でぃる言ちょおいびいる。
んちゃ、確かに、うちなあぐちえ、ウラルアルタイ語族ぬ一(てぃい)ちやいびいくとぅ、似ちょおるとぅくるぬあてぃん、ふぃるましい事(くと)おあいびらん筈(はじ)。
昔(んかし)、阿麻和利(あまわい)ぬ勝連(かっちん)治(うさ)みとおたるばすぬ、勝連軍(かっちんいくさ)ぬ按司(あじ)んかい、「屋慶名アカー」んでぃゆる者(むん)ぬ居いびいたいしが、モンゴルだっちいがやいびいたら?
【語句】
2日前、テレビ見ちょおいびいたれえ=2日前にテレビを見ていましたら、 非丁寧文は「~見ちょおたれえ」。
かたがた、日本んかい居るモンゴルん人ぬ女が=偶然、在日にモンゴル人女性が、
自ぬ国んかい帰やあに、親兄弟んかい=自国に里帰りして、親兄弟に
行逢いが行ちゅんでぃゆる番組やいびいたん=逢いに行くというば番組でした。非丁寧文は「~番組やたん」。
モンゴル語しえ、我耳ぬ聞ちばっぺえあらんでえ=モンゴル語では、私の聞き違いでなけば、
「兄」んかい、「アカー」んでぃ言る風儀やいびいたん=「兄」に「アカー」というようでした。非丁寧文は「~風儀やたん」。
何があんし、うちなあぐちとぅ似ちょおるんでぃ=どうして、そんなに沖縄語に似ているのだろうと、
思やびたん=思いました。非丁寧文は「思たん」。
うちなあぐちぬ平民言葉しえ=沖縄語の平民語では、
「兄」え、「あふぃい、あひい」やいびいん=「兄」は「あふぃい、あひい」です。非丁寧文は「~やん」。
ゆかっちゅ言葉あ「やっちい」=士族語では「やっちい」。
琉球弧語於とおてえ、カ行とぅハ行や=琉球弧語においては、カ行とハ行は、
いいくる入り変けえたいんさびいくとぅ=よく、入れ替わったりするから、
「あひい」とぅ「アカー」や=「あひい」と「アカー」は、
大概や、同ぬむんやんびいん=ほとんどおなじです。非丁寧文は「~同ぬむんやん」。
例れえ、「国」や、黒島民謡んじえ「ふん」=例えば、「国」は黒島民謡では「ふん」。
「組頭」や「ふんがしら」とぅなやびいん=「組頭」は「ふんがしら」となります。非丁寧文は「~となゆん」。
また、我が中学生にいや=また、私が中学生の頃は、
「ジンギスカン」んでぃる言ちょおいびいたしが=「ジンギスカン」といっていましたが、 非丁寧文は「~言ちょおたしが」。
今あ、「ジンギスハン」でぃる言ちょおいびいる=現在は「ジンギスハン」といっています。非丁寧文は「~言ちょおる」。
んちゃ、確かに、うちなあぐちえ=なるほど、確かに、沖縄語は
ウラルアルタイ語族ぬ一ちやいびいくとぅ=ウラルアルタイ語族の一つですので、非丁寧文は「~一ちやくとぅ」。
似ちょおるとぅくるぬあてぃん=似たようなところがあても
ふぃるましい事おあいびらん筈=珍しいことではないかもしれません。非丁寧文は「~事おあらん筈」。
昔、阿麻和利ぬ勝連治みとおたるばすぬ=昔、阿麻和利が勝連を統治していた頃、
勝連軍ぬ按司んかい=勝連軍の武将に
「屋慶名アカー」んでぃゆる者ぬ居いびいたいしが=「屋慶名アカー」という者がいましたが、 非丁寧文は「~居たしが」。
モンゴルだっちいがやいびいたら=モンゴル系だったのでしょうか? 非丁寧文は「~がやたら」。
2日前、テレビ見ちょおいびいたれえ=2日前にテレビを見ていましたら、 非丁寧文は「~見ちょおたれえ」。
かたがた、日本んかい居るモンゴルん人ぬ女が=偶然、在日にモンゴル人女性が、
自ぬ国んかい帰やあに、親兄弟んかい=自国に里帰りして、親兄弟に
行逢いが行ちゅんでぃゆる番組やいびいたん=逢いに行くというば番組でした。非丁寧文は「~番組やたん」。
モンゴル語しえ、我耳ぬ聞ちばっぺえあらんでえ=モンゴル語では、私の聞き違いでなけば、
「兄」んかい、「アカー」んでぃ言る風儀やいびいたん=「兄」に「アカー」というようでした。非丁寧文は「~風儀やたん」。
何があんし、うちなあぐちとぅ似ちょおるんでぃ=どうして、そんなに沖縄語に似ているのだろうと、
思やびたん=思いました。非丁寧文は「思たん」。
うちなあぐちぬ平民言葉しえ=沖縄語の平民語では、
「兄」え、「あふぃい、あひい」やいびいん=「兄」は「あふぃい、あひい」です。非丁寧文は「~やん」。
ゆかっちゅ言葉あ「やっちい」=士族語では「やっちい」。
琉球弧語於とおてえ、カ行とぅハ行や=琉球弧語においては、カ行とハ行は、
いいくる入り変けえたいんさびいくとぅ=よく、入れ替わったりするから、
「あひい」とぅ「アカー」や=「あひい」と「アカー」は、
大概や、同ぬむんやんびいん=ほとんどおなじです。非丁寧文は「~同ぬむんやん」。
例れえ、「国」や、黒島民謡んじえ「ふん」=例えば、「国」は黒島民謡では「ふん」。
「組頭」や「ふんがしら」とぅなやびいん=「組頭」は「ふんがしら」となります。非丁寧文は「~となゆん」。
また、我が中学生にいや=また、私が中学生の頃は、
「ジンギスカン」んでぃる言ちょおいびいたしが=「ジンギスカン」といっていましたが、 非丁寧文は「~言ちょおたしが」。
今あ、「ジンギスハン」でぃる言ちょおいびいる=現在は「ジンギスハン」といっています。非丁寧文は「~言ちょおる」。
んちゃ、確かに、うちなあぐちえ=なるほど、確かに、沖縄語は
ウラルアルタイ語族ぬ一ちやいびいくとぅ=ウラルアルタイ語族の一つですので、非丁寧文は「~一ちやくとぅ」。
似ちょおるとぅくるぬあてぃん=似たようなところがあても
ふぃるましい事おあいびらん筈=珍しいことではないかもしれません。非丁寧文は「~事おあらん筈」。
昔、阿麻和利ぬ勝連治みとおたるばすぬ=昔、阿麻和利が勝連を統治していた頃、
勝連軍ぬ按司んかい=勝連軍の武将に
「屋慶名アカー」んでぃゆる者ぬ居いびいたいしが=「屋慶名アカー」という者がいましたが、 非丁寧文は「~居たしが」。
モンゴルだっちいがやいびいたら=モンゴル系だったのでしょうか? 非丁寧文は「~がやたら」。