くぬ前(めえ)ぬ土曜日え、法事(すうこう)、うぶちじぬあたあなかい、親(をぅや)ぬ家(やあ)までぃ、行(い)ちゃびたん。
 親ぬ家ぬ門口(ぞうぐち)んかい、入(い)ゆしとぅまじゅん、頭(ちぶる)ぬ中(なあか)あ、うちなあぐちモードんかいけえなやびいん。何(ぬう)がんでえ、親ぬ家とぅか故郷(んまりじま)んじえ、とぅん回(まあ)てぃ、来(ち)ゅうるかあじ、100%うちなあぐち(シマムニイイ)すぬ習慣(なれえ)ぬあいびいくとぅやいびいん。
 めんせえる御客(うちゃく)お、来直(ちちゃあ)きえ、ヤマトゥグチどぅさびいしが、直(し)ぐに、ヤマトゥグチ使(ちか)いねえ、座(ざあ)ん無(ね)えんでぃぬ思(うみ)いんあてぃがやら、うちなあぐちんかいけえなやびいん。
 やいびいくとぅ、都市部(まちがた)ぬ人(ちゅ)ん達(ちゃあ)があ、ふぃるまさする筈(はじ)やいびいしが、ゆにぬうちなあぐち大会やかん、しょううちなあぐち大会ぬ如(ぐとぅ)どぅあいびいる。
 平安名人(へんなんちゅ)、西原人(にしばらんちゅ)、屋慶名人(やきなんちゅ)、名護人(なごんちゅ)、中城人(なかぐしくんちゅ)、具志川人(ぐしちゃあんちゅ)、諸揃(むるする)てぃ、なあ銘々(めえめえ)ぬシマ物言(むに)いしん、互(たげ)えにいちゃいはんちゃいやなやびいん。
 特(かわ)てぃ、70代ぬ名護人ぬ名護物言いしすぬゴルフ談義(ばなしい)がる面白(うむさ)いびいたる。うぬっ人(ちゅ)お、ゴルフぬ実況中継んなゆる筈(はじ)やいびいん。「筈」え、あいびらん、当たい前(めえ)になやびいん。

【語句】
くぬ前ぬ土曜日え=この前の土曜日は、
法事、うぶちじぬあたあなかい=法事があって。「あたあなかい」は与勝、うるま辺りでは良く使います。「あてぃ」、「あやあに」、「あやあま」ともいいます。「法事」は「しゅうこう、地方によっては『すうこう』」。「焼香」から転用された語。13回忌までを「焼香」、25年忌と33年忌(終わい焼香)は「うぶちじ」ともいいます。
親ぬ家までぃ、行ちゃびたん=実家まで行きました。非丁寧文は「~行じゃん」。
親ぬ家ぬ門口んかい、入ゆしとぅまじゅん=実家の門に足を踏み入れた瞬間、
頭ぬ中あ、うちなあぐちモードんかいけえなやびいん=頭の中はうちなあぐちモードに切り替わります。非丁寧文は「~けえなゆん」。
何がんでえ、親ぬ家とぅか故郷んじえ=なぜかといえば、実家とか地元では、
とぅん回てぃ、来ゅうるかあじ=ひょっこら、訪れる度に、
100%うちなあぐち(シマムニイイ)すぬ習慣ぬ=100%地元語をする習慣が
あいびいくとぅやいびいん=あるからです。非丁寧文は「あくとぅやん」。
めんせえる御客お、来直(ちちゃあ)きえ=訪れるお客は、しばらくは、
ヤマトゥグチどぅさびいしが=日本語をするのですが、 非丁寧文は「~どぅすしが」。
直ぐに、ヤマトゥグチ使いねえ=すぐに、日本語を使えば、
座ん無えんでぃぬ思いんあてぃがやら=座にそぐわないとの思いもあってか、
うちなあぐちんかいけえなやびいん=うちなあぐちに切り替わります。非丁寧文は「~けえなゆん」。
やいびいくとぅ、都市部ぬ人ん達があ=ですから、都市部の人々には、
ふぃるまさする筈やいびいしが=珍しく思うかもしれませんが、 非丁寧文は「~筈やしが」。
ゆにぬうちなあぐち大会やかん=そこいらのうちなあぐち大会よりは。(最も、最近は「しまくとぅ大会」等と称されていますが…。)
しょううちなあぐち大会ぬ如どぅあいびいる=本物のうちなあぐち大会の様相を呈しています。非丁寧文は「~如どぅある」。
平安名人、西原人、屋慶名人、名護人、中城人、具志川人=同。
諸揃てぃ、なあ銘々ぬシマ物言いしん=みんな揃って、それぞれの故郷言葉をしても
互えにいちゃいはんちゃいやなやびいん=互いに通じあいます(会話が成り立つ)。非丁寧文は「~いちゃいはんちゃいなゆん」。
特てぃ、70代ぬ名護人ぬ名護物言いしすぬ=特に、70代の名護人の名護言葉でする
ゴルフ談義がる面白いびいたる=ゴルフ談義が面白かったです。非丁寧文は「~面白たる」。
うぬっ人お、ゴルフぬ実況中継んなゆる筈やいびいん=そのお方は、ゴルフの実況中継もできかもしれません。非丁寧文は「~はやん」。
「筈」え、あいびらん、当たい前になやびいん=かもしれないではなく、当然にできます。非丁寧文は「~、あらん、当たり前になゆん」。