うちなあぐち日記

うちなあぐちえ 聴ち美らさ 語い美らさ 書ち美らさ

2013年09月

 我(わ)っ達(たあ)ちるみいぬ英語(いんじりい)や、教科書英語とぅか受験英語とぅかんでぃ言(い)ゃってぃ、実(じゅん)にぬ言(い)ちゃい外(は)んちゃいんかや、何(ぬう)ん役(やく)ん立(た)たやびらんたん。我(わん)にん、中学校時分(ちゅうぐぁっこうじぶん)から大学(でえぐぁく)迄(までぃ)ぬ10年(にん)が間(うぇえま)英語習(いんぐりいなら)てぃちゃるむぬやいびいたしが、いちゃいはんちゃいや、いいくるないびらんたん。
 やいやさびいしが、ヘミングウェイ、エドガーアランポー、シェイクスピア、エミリーブロンテ、「ゴッドファーザー」とぅか小説お、いいくる読(ゆ)みい易っさいびいたくとぅ、ましさあに、幾(いく)ちん、読だるむぬやいびいたん。
 
 やいびいしが、また、うちなあんちゅにとぅてえ、うりとぅ、似(に)ちょおる話ぬまんどおいびいん。我(わん)ねえ、今(なま)ちてきてぃ、兄弟姉妹(ちょうでえうとぅだんざ)、親戚(ゑえか)、同郷(いぬしま)ぬ人(ちゅ)ん達(ちゃあ)とお、完全(むる)うちなあぐちなかいどぅ、話やさびいしが、何がんでえ、日本語(やまとぅぐち)し、言ちゃいはんちゃいんでえしいねえ、でえじな、可笑(うか)さんあい、面恥(ちらは)じかさくとぅやいびいん。
 
 やいびいくとぅ、高校時分(こうこうじぶん)まで、教科書(ちょうくぁしゅ)ん書物(しゅむち)んちゃんとぅ、読みゆさびいたしが、どぅう易い会話くうとお、くめえきてぃ、日本語使ゆる事お、ないびらんたん。我がちゃんとぅ日本語使ゆんねえなたしえ、大学んかい入っち、親(をぅ)ぬ家(やあ)から出(ん)じてぃ、暮らすんねえしなてぃからどぅやいびいたる。

 やてぃ、親元(をぅやぬはた)からん生(ん)まりジマからん離(はな)りたる事(くとぅ)ぬ無(ね)えらん我兄弟(わあちょおでえ)とぅか、シマぬ人ん達(ちゃあ)や、今(なま)ぬ今までぃ、日本語ぬちゃんとぅならん人ぬまんどおいびいん。ある我知っちょおるうや、大学ん行(ん)じ、公務員迄なやあに、定年(てぃいにん)までぃ、無事(ぶじ)に勤(ちみ)とおいびいたしが、何時(いち)行逢(いちゃ)てぃん、日本語しえ、ちゃんとお会話(いちゃいはんちゃい)んやならな、いいくるうちなあぐちなかいどぅ話やそおびいびいたる。うぬっ人(ちゅ)お、前々(めえめえ)から、ちむみいからあ、行逢てぃん、とぅるばいかあばいし、何が考えとおらあ分からんでぃぬ聞くいぬあいびいたん。

 また、なあ、7~8年前(にんめえ)ぬ話どぅやいびいしが、かたがた、本土んじぬPTAぬ大会(すりい)ぬばす、同ぬ宿泊所ぬ同ぬ部屋(ざあ)当たとおたる我(わん)やかん5~6歳(いちちむうち)びけんや弟(うっとぅ)やる高校ぬ教師(しんしい)言たる話ぬる可笑しいむんやいびいたる。
「僕ハネ、標準語ガアマリ、上手ジャナイカラヨー、外ニ出テ、本土人ノPTAノ人達ト話スルノハニガテダカラサー、部屋ニイテクサー、モー」
【語句】
我っ達ちるみいぬ英語や=わが世代の英語は
教科書英語とぅか受験英語とぅかんでぃ言ゃってぃ=教科書英語とか受験英語と言われ、
実にぬ言ちゃい外んちゃいんかや=実際の会話には、
何ん役ん立たやびらんたん=何の役にもたちませんでした。非丁寧文は「~立たんたん」。
我にん、中学校時分から大学迄ぬ10年が間=私も中学校から大学までの十年間、
英語習てぃちゃるむぬやいびいたしが=英語を教わってきましたが、 非丁寧文は「~むぬやたしが」。
いちゃいはんちゃいや、いいくるないびらんたん=会話は殆どできませんでした。非丁寧文は「~いいくるならんたん」。
やいやさびいしが、ヘミングウェイ、エドガーアランポー、シェイクスピア、エミリーブロンテ、「ゴッドファーザー」とぅか小説お=ですが、ヘミングウェイ(略)とか小説は  非丁寧文は「やしが」。
いいくる読みい易っさいびいたくとぅ=だいたいは、読みやすかったですので、非丁寧文は「~易っさたくとぅ」。
ましさあに、幾ちん、読だるむぬやいびいたん=好んで、何冊も読んだものです。非丁寧文は「読だるむぬやん」。
やいびいしが、また、うちなあんちゅにとぅてえ=ですが、また沖縄人にとっては、非丁寧文は「やしが」。
うりとぅ、似ちょおる話ぬまんどおいびいん=それと似たような話が多いです。非丁寧文は「~まんどおん」。
我ねえ、今ちてきてぃ、兄弟姉妹、親戚、同郷ぬ人ん達とお=私はいまだに、弟姉妹、親戚、同郷の人々とは、
完全、うちなあぐちなかいどぅ、話やさびいしが=完全に沖縄語で話はするのですが、 非丁寧文は「話すしが」。
何がんでえ、日本語し、言ちゃいはんちゃいんでえしいねえ=なぜなら、日本語で会話をすると、
でえじな、可笑さんあい、面恥じかさくとぅやいびいん=可笑しくもあり、照れくさいからです。非丁寧文は「~くとぅやん」。
やいびいくとぅ、高校時分まで=ですから、高校時代まで、非丁寧文は「やくとぅ」。
教科書ん書物んちゃんとぅ、読みゆさびいたしが=教科書も本もちゃんと読めましたが、非丁寧文は「~読みゆすたしが」。
どぅう易い会話くうとお=簡単な会話以外は、
くめえきてぃ、日本語使ゆる事お、ないびらんたん=込み入った日本語を使う事はできませんでした。非丁寧文は「~ならんたん」。
我がちゃんとぅ日本語使ゆんねえなたしえ=私が日本語をちゃんと使えるようになったのは、
大学んかい入っち、親ぬ家から出じてぃ=大学に入り、実家から出て、
暮らすんねえしなてぃからどぅやいびいたる=暮らすようになったからなのです。非丁寧文は「~からどぅやたる」。
やてぃ、親元からん生まりジマからん=だから、親元からも生まれ故郷からも、
離りたる事ぬ無えらん我兄弟とぅか=離れた事のない私の兄弟とか
シマぬ人ん達や、今ぬ今まで=故郷の人々は
日本語ぬちゃんとぅならん人ぬまんどおいびいん=日本語がちゃんとできない人が多いです。非丁寧文は「~まんどおん」。
ある我知っちょおるうや、大学ん行じ=ある私の知人は、大学にも出て、
公務員までぃなあに=公務員までなり、
定年までぃ無事に勤とおいびいたしが=定年まで無事に勤めていましたが、非丁寧文は「勤みとおたしが」。
何時行逢てぃん、日本語しえ、ちゃんとお会話やならな=何時逢っても、日本語では会話がちゃんとできず、
いいくるうちなあぐちなかいどぅ話やそおいびいたる=殆どは沖縄語で話はしていたのです。非丁寧文は「~話やどおたる」。
うぬっ人お、前々から、ちむみいからあ=その人は以前から、同期・同窓仲間からは、
行逢てぃん、とぅるばいかあばいし=逢っても無言ぎみで、
何が考えとおらあ分からんでぃぬ聞くいぬあいびいたん=何を考えているのか分からないと評判でした。非丁寧文は「~聞くいぬあたん」。
また、なあ、7~8年前ぬ話どぅやいびいしが=また、もう7,8年前の話なのですが、非丁寧文は「~どぅやしが」。
かたがた、本土んじぬPTAぬ大会ぬばす=たまたま、本土でのPTA大会のときに
同ぬ宿泊所ぬ同ぬ部屋当たとおたる=同じ宿泊所の同じ部屋で一緒だった
我やかん5~6歳びけんや弟やる=私よりは5,6歳ぐらい年下だった
高校ぬ教師言たる話ぬる可笑しいむんやいびいたる=高校の教師の言った事が可笑しかったです。
僕ハネ、標準語ガアマリ、上手ジャナイカラヨー、外ニ出テ、本土人ノPTAノ人達ト話スルノハニガテダカラサー、部屋ニイテクサー、モー」

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 かわてぃ、今度(くんどぅ)ぬ夏(なち)え、気(ち、ぢ)まま暑(あち)さたくとぅ、昼(ふぃる・)お、窓(まどぅ・)お、あるっさ諸(むる)わい開きてぃ、玄関(じんくぁん)ぬ舞戸(めえず)ん、ちゃあ開きいし、うぬ代わい、網戸びけえや閉(く)うとおびたん。
 窓んでえや、片降(かたぶ)いんでえいしいねえ、内雨(うちあみ)ぬ心配(しわ)んあいびいくとぅ、天(てぃん)ぬ大黒(ううぐるう)なてぃ来(ち)いねえ、そうまりい、閉(く)ういが、行ちゃびいしが、玄関びけんや、雨垂(あみだ)いぬ長さねえとおいびいくとぅ、内雨ぬ心配あ、むさっとぅ、ねえやびらん。
 やいびいしが、くぬ前(めえ)、風(かじ)ばあばあ小(ぐぁあ)そおびいたくとぅ、玄関ぬ舞戸閉みらんでぃ、さびたれえ、うぬ舞戸んかい付(ち)ちょおるすうみする穴(みい)小んかい白粉(しるぐう)ねえそおるむんぬ塗(ぬ)らっとおる事(くとぅ)ぬ分かやびたん。
 ふるましむん、誰(たあ)がが塗(な)してえらんでぃ思(うむ)いがちいなあ、うぬ白粉ねえそおるむん、鉛筆小し、かかじてぃ、取(とぅ)い外(はん)さびたん。
 あんされえ、またん、ふぃるましむん、うぬ穴小(みいぐぁあ)ぬ中(なあか)んかい、蜂(はちゃあ)ねえそおるむんぬ屈(かが)まてぃ、籠(く)まとおいびいたん。
 蜂てぃらむんぬ、自一人(どぅうちゅい)し、巣(しい)作(ちゅ)ゆるむぬがやいびいら。あらんで、何(ぬう)がなぬ生(い)ち物(むし)なかい、食(か)み物(むん)とぅしち、けえ籠(く)みらってぃが居(をぅ)いびいたら。
 とのなあ、だあ、実(じゅん)にぬ事お、なあ分からやびらん。生物学(しいぶちぐぁく)ぬ先生(しんしい)やめんそうらに?

【語句】
かわてぃ、今度ぬ夏え、気まま暑さたくとぅ=今年の夏は特にとても暑かったので、「気まま」は「気侭」の意味ですが、「とても」という意味にも転用されています。
昼お、窓お、あるっさ諸わい開きてぃ=昼は、窓はすべて、開けっぴろげにして、「わい開きゆん」は「完全に開ける」等の意味ですが、「わい」に日本語訳は難しいようです。
玄関ぬ舞戸ん、ちゃあ開きいし=玄関のドアも、開けっ放しにして、
うぬ代わい、網戸びけえや閉うとおびたん=その代わり、網戸だけは閉めていました。非丁寧文は「~閉うとおたん」。
窓んでえや、片降いんでえいしいねえ=窓などは、にわか雨(スコール)になれば、
内雨ぬ心配んあいびいくとぅ=雨が吹き込む恐れもありますから、非丁寧文は「~あくとぅ」。「内雨」は当て字です。「打ち雨?」、それとも「吹込?」。
天ぬ大黒なてぃ来いねえ=空が黒くなってくれば、
そうまりい、閉ういが、行ちゃびいしが=早めに、戸締りしに行くのだが、 「そうまりい」は『沖縄語辞典』にありませんので念のため。
玄関びけんや、雨垂いぬ長さねえとおいびいくとぅ=玄関だけは軒が長く突き出ていますので、非丁寧文は「~ねえとおくとぅ」「ねえゆん」は「張る、出る」の意味で、「腹(わた)ぬねえとおん」等といいます。
内雨ぬ心配あ、むさっとぅ、ねえやびらん=雨が吹き込む心配は全くありません。非丁寧文は「~ねえらん」。
やいびいしが、くぬ前、風ばあばあ小そおびいたくとぅ=ですが、この前、風が少し強く吹いていましたので、非丁寧文は「やしが」&「~小そおたくとぅ」。
玄関ぬ舞戸閉みらんでぃ、さびたれえ=玄関のドアを閉めようとしましたら、非丁寧文は「~されえ」。
うぬ舞戸んかい付ちょおるすうみする穴小んかい=そのドアに付いている覗き穴に、「すうみ」は「覗き」。
白粉ねえそおるむんぬ塗らっとおる事ぬ分かやびたん=白粉のようなものが塗られている事がわかりました。非丁寧文は「~分かたん」。
ふるましむん、誰がが塗してえらんでぃ=おかしな事、誰が縫ったのかと、「ふぃるましむん」は「珍しいこと、不思議なこと」の意味ですが、ここでは「おかしな事」にしました。
思いがちいなあ、うぬ白粉ねえそおるむん=思いながら、その白粉のようなものを、
鉛筆小し、かかじてぃ、取い外さびたん=鉛筆で、擦って取り除きました。非丁寧文は「取い外ちゃん」。
あんされえ、またん、ふぃるましむん=そうしたら、またも、おかしな事に
うぬ穴小ぬ中んかい、蜂ねえそおるむんぬ=蜂のようなものが、
屈まてぃ、籠まとおいびいたん=丸くなって籠もっていました。
蜂てぃらむんぬ、自一人し、巣作ゆるむぬがやいびいら=蜂たるものが、一匹で巣を作るものなのでしょうか。非丁寧文は「~むぬがやら」。
あらんで、何がなぬ生ち物なかい=そうでなければ、何か他の生き物に、
食み物とぅしち、けえ籠みらってぃが居いびいたら=食料として保管されていたのでしょうか。非丁寧文は「~居たら」。
とのなあ、だあ、実にぬ事お=ああもう、ほれ、本当の事は
分からやびらん=分かりません。非丁寧文は「分からん」。
生物学ぬ先生やめんそうらに?=生物学の先生はいらっしゃいませんか。

 今度(くんどぅ)ぬ夏(なち)え、さっこう、暑(あち)さぬふしがりやびらんたん。
 夕影(ゆうかあぎ)なてぃん、気温(ちうん)や32度(どぅ)まんぐるなやあに、あんしまた、夜中(ゆなか)ん、いいくる30~31度ぐれえやあいびいたん。
 やくとぅがやら、ふぃるましいむん、今度お、ふぃいらあん蚊(がじゃ)ぬん、かわてぃ、いきらさいびいたん。スズメバチえ、体温が36度余(どぅあま)いねえ、けえ死(し)ぬんでぃぬ事やいびいしが、ふぃいらあんとぅか蚊のお、如何(ちゃ)ぬ風儀(ふうじい)がやいびいら。
 やいびいしが、くぬ前(めえ)、クーラー点(ち)きてえたる寝室(にんじどぅくる)ぬ戸(はしる)まんぐらんかい、蚊ぬ居(をぅ)いびいたん。戸ぬ下(しちゃ)からクーラー風小(かじぐぁあ)ぬ漏りてぃ来(ち)ゅうくとぅ、蚊ぬん、すがり所(どぅくる)とぅめえてぃが来(ち)ゃあびたら。

 また、ふぃいらあやなあ7月(しちぐぁち)ぬ終(う)わいまんぐるからあ、一匹んちょおん、姿(しがた)ん見(み)しやびらん。いっそうまぬ夏やれえ、とぅんもうたい、わじたいするか、あまないくまないし、這(ほ)うやあ這うやあさびいくとぅ、フマキラーそうなむんニ(たあ)ち、三(みい)ちなあん、買(こ)うてぃ、出(ん)じいぎさそおる所(とぅくる)んかい置(う)ち、片心(かたくくる)許(ゆる)ちょおいびいたしがる。

 ちゃっさ考(かんげ)えてぃん、うんな生(い)ちむしえそおなむんや、じょうい、居らんしえましやいびいしが、うぬ暑さんまた無え(ね)らんしえましやいびいしがる。

【語句】
今度ぬ夏え、さっこう、暑さぬふしがりやびらんたん=今年の夏はとても暑くて大変でした。非丁寧文は「~ふしがらんたん」。
夕影なてぃん、気温や32度まんぐるなやあに=夕方の涼しい時間帯になっても、気温は32度ぐらいになり、
あんしまた、夜中ん、いいくる=そしてまた、夜中も、だいたい、
30~31度ぐれえやあいびいたん=30~31度ぐらいはありました。非丁寧文は「~あたん」。
やくとぅがやら、ふぃるましいむん=だからなのか、めずらしいことに、
今度お、ふぃいらあん蚊ぬん=今年は、ゴキブリも蚊も、  「ふぃいらあ」は「とうびいらあ」とも言います。但し、「とおびらあ」は魚の名前。
かわてぃ、いきらさいびいたん=特別に少なかったです。非丁寧文は「~、いきらさたん」。
スズメバチえ、体温が36度余いねえ=スズメバチは体温が36度超えると、
けえ死ぬんでぃぬ事やいびいぬ事やいびいしが=死んでしまうとの事ですが、 非丁寧文は「~事やしが」。
ふぃいらあんとぅか蚊のお=ゴキブリや蚊は
如何ぬ風儀がやいびいら=どうなのでしょうか。非丁寧文は「~風儀がやら」。
やいびいしが、くぬ前=ですが、この前、 非丁寧文は「やしが」。
クーラー点きてえたる寝室ぬ戸まんぐらんかい=クーラーをかけてあった寝室付近に
蚊ぬ居いびいたん=蚊がいました。非丁寧文は「蚊ぬ居たん」。
戸ぬ下からクーラー風小ぬ漏りてぃ来ゅうくとぅ=戸の下からクーラー風が漏れていたので
蚊ぬん、すがり所とぅめえてぃが来ゃあびたら=蚊も涼しい場所を求めてきたのしょうか。非丁寧文は「~来ゃら」。
また、ふぃいらあやなあ7月ぬ終わいまんぐるからあ=また、ゴキブリはもう7月末頃からは、
一匹んちょおん、姿ん見しやびらん=一匹さえも姿を見せていません。
いっそうまぬ夏やれえ=普段の夏なら、
とぅんもうたい、わじたいするか=びっくりしたり、頭に来たりするほど、
あまないくまないし、這うやあ這うやあさびいくとぅ=あちらこちらと這い回りますので、非丁寧文は「~這うやあすくとぅ」。
フマキラーそうなむんニち、三ちなあん=フマキラーのようなものをニつ三つも、
買うてぃ、出じいぎさそおる所んかい置ち=買って、出そうな所において、
片心許ちょおいびいたしがる=一安心をしていたものすが…。非丁寧文は「~許ちょおたしがる」。「片心」は「少し安心」で「方心許すん」で「とりあえず安心する」の意味。対句は「諸心許す」(すっかり安心する)。
ちゃっさ考えてぃん、うんな生ちむしえそおなむんや=どう考えても、そのような虫どもは、
じょうい、居らんしえましやいびいしが=絶対に居ない方がよいのですが、 非丁寧文は「~ましやしが」。
うぬ暑さんまた無えらんしえましやいびいしがる=その暑さもまたないにこしたことはありません(意訳)。非丁寧文は「~ましやしがる」。

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