うちなあぐち日記

うちなあぐちえ 聴ち美らさ 語い美らさ 書ち美らさ

2013年03月

 いっそうまやれえ、いいくる新ぬ3月25日(さんぐぁちにじゅうぐにち)まんぐるお、戻(むどぅ)い寒(びい)さ(忘り寒さ)んかいなゆるむぬ、今度(くんど)お、うぬわきん無(ね)えやびらんたん。
 3月え、気温(ちうん)ぬ25、6度んかい上がたいし、暑(あち)さる日(ふぃい)ぬまんどおいびいたくとぅ、うりに比なびいねえ、確かに25日まんぐるぬ気温や、20、21度ぐれえなてぃ、いふぃえ、寒いんでぃ言(い)いねえ、寒いびいたしが、20度余いなゆるむんどぅんやれえ、なあ「寒さ」んでぃ言る事(くと)おないびらん。うん如(ぐと)おる事(くと)お、なあだ如、無えやびらんたる筈(はじ)んでぃ思(うみ)やびしいが、如何(ちゃ)ぬ風儀(ふうじい)がやいびいら…。
 しいてぃまでぃ、言るむんやれえ、「だらだらあ寒(びい)さ」んでぃ、言ゃびらな。
 本土(ヤマト)お、今度ぬ冬お、あいゆかん、雪(ゆち)ぬ降いまんでぃ、ふしがりやびらんたんでぃぬ事。いっそうまあやれえ、本土が寒波やるばすねえ、沖縄(うちなあ)ん、同(い)ぬ如(ぐとぅ)必(かんな)じ、寒さなゆたるむぬ、今度お、むさっとぅ、うぬわきん無えやびらんたん。
 うりん、温暖化故(うんだんかゆい)がやいびいら。

【語句】
いっそうまやれえ=いつもだと、
いいくる新ぬ3月25日まんぐるお=3月25日ごろは、
戻い寒さ(忘り寒さ)んかいなゆるむぬ=戻り寒さ(忘れ寒さ)がやってくるのに(意訳)、
今度お、うぬわきん無えやびらんたん=今年は、その気配はありませんでした。非丁寧文は「~無えらんたん」。「うぬわきんねえらん」は訳しにくいですが、「そういうことに気付かなかった」などの意味になります。あることを、「ど忘れしたこと」にも言います。例「あいなあ、んちゃ、うぬわきんねえらな」(あらもう、そういうこともすっかり忘れてしまって)。
3月え、気温ぬ25、6度んかい上がたいし=3月は気温が25,6度に上がったりして、
暑さる日ぬまんどおいびいたくとぅ=暑い日が多かったので。非丁寧文は「~日ぬまんどおたくとぅ」
うりに比なびいねえ=それに比べると、
確かに25日まんぐるぬ気温や=確かに、25日ごろの気温は、
20、21度ぐれえなてぃ=20、21度ぐらいになって、
いふぃえ、寒いんでぃ言いねえ=少し、寒いといえば、
寒いびいたしが=寒かったですが。非丁寧文は「寒さたしが」。
20度余いなゆるむんどぅんやれえ=20度も越すのであれば(意訳)
なあ、「寒さ」んでぃ言る事おないびらん=もはや、寒いという事はできません。非丁寧文は「~事おならん」。
うん如おる事お=そのような現象は、
なあだ如、無えやびらんたる筈んでぃ=いまだかって、なかっただろうと、
思)やびしいが、如何ぬ風儀がやいびいら…=思うのですが、どうなのでしょうか。 非丁寧文は「~風儀がやら」。
しいてぃまでぃ、言るむんやれえ=しいて言うなら、
「だらだらあ寒さ」んでぃ、言ゃびらな=「だらだら寒さ」とでも言いましょうか(意訳)。非丁寧文は「~言らな」(「言やな」、「言ゃな」)。
本土お、今度ぬ冬お=本土は今年は、
あいゆかん、雪ぬ降いまんでぃ=雪がとても多く(意訳)、
ふしがりやびらんたんでぃぬ事=大変だったとのことです(意訳)。非丁寧文は「~ふしがたんらんでぃぬ事」。
いっそうまあやれえ=いつもなら、
本土が寒波やるばすねえ=本土が寒波になったときは、
沖縄ん、同ぬ如、必じ、寒さなゆたるむぬ=沖縄も同様、決まって寒くなったのに(意訳)、
今度お、むさっとぅ=今年は、ちっとも、
うぬわきん無えやびらんたん=そういう気配はありませんでした。非丁寧文は「~無えらんたん」。
うりん、温暖化故がやいびいら=それも、温暖化の所為でしょうか。非丁寧文は「温暖化故がやら」。

 昨日(ちぬう)ぬ夜(ゆる)、バチカン於(をぅ)とおてえ、新ローマ法王(ふうおう、ほうおう)ぬ選(い)らりやびたん。
 新法王決わみゆる為(たみ)ねえ、コンクラーベ(註)んでぃゆるしい様(よう)なかいさりいんでぃぬ事(くとぅ)やいびいん。決(ち)わらんでえ、屋根(やに)ぬ火立(ふぃいた)てぃいから黒煙(くるきぶし)ぬ出(ん)じゃさってぃ、決わまいねえ、白煙(きぶし)ぬ出(ん)じゃさりいんでぃぬ事やいびいん。
イメージ 1写真名護城址んかいある「黒い煙り白い煙の碑」

 沖縄(うちなあ)んじえ、同(い、ゆ)ぬ白煙、黒煙やてぃん、別(びち)ぬ積(ち)むええなとおいびいん。
 白煙え、本土(やまとぅ)んかい行ちゅる人(ちゅ)ん達(ちゃあ)、船送いする山原ぬ人ん達が炊ちゅる(たみ)ぬ煙なやあに、黒煙え、うぬ白煙んかい、応(いれ)えゆる為(たみ)なかい、船長が船(ふに)ぬ煙突(ふぃいたてぃ)から出じゃする煙ぬ事やいびいん。
 やいびいしが、今(なま)あ、飛行機ぬ世(ゆう)。うんな習慣(なりい)や、当たい前(めえ)ぬ事、無(ね)えらんなとおいびいん。

註:法王んかい選ばりゆる為ねえ、候補者あ札入ぬ三分ぬ一余い、取いゆさんでえないびらん。民主的にさんでえ、罰被(バチカン)じいがすらん分かやびらんせえやあ。

【語句】
昨日ぬ夜=一昨日の夜  「ちぬうぬゆる(昨日の夜)」は「一昨日の夜」の意味ですので、要注意。但し、「うってぃいぬゆる(一昨日の夜)」という語もあります。以前は、前者が優勢でしたが、近頃は、日本語の影響で前者の存在を知らないのか、あるいは無視しているのか、後者を用いる人が増えているようです。では、日本語の「昨日の夜」は何と言うのでしょうか。「ゆうび(夕び)」または「ゆび(夕び)」といいます。
バチカン於とおてえ、新ローマ法王ぬ選らりやびたん=バチカンでは新ローマ法王が選出されました。非丁寧文は「~選らばったん」。
新法王決わみゆる為ねえ=新法王を決めるためには、
コンクラーベ(註)んでぃゆるしい様なかい=コンクラーベ(註)という方法で、
さりいんでぃぬ事やいびいん=なされるということです。非丁寧文は「~事やん」。
決わらんでえ、屋根ぬ火立てぃいから=決まらなければ、屋根の煙突から
黒煙ぬ出じゃさってぃ=黒い煙が出され、
決わまいねえ、白煙ぬ出じゃさりいんでぃぬ事やいびいん=決まれば、白い煙が出されるとの事です。非丁寧文は「~事やん」。
沖縄んじえ=沖縄では、
同ぬ白煙、黒煙やてぃん=同じ黒い煙、白い煙りでも、
別ぬ積むええなとおいびいん=別の意味合いを持ちます(意訳)。非丁寧文は「~なとおん」。
白煙え、本土んかい行ちゅる人ん達=白い煙は、本土に行く人々を。口語では目的を表わす助詞「を」に対応する「ゆ」は略されます。
船送いする山原ぬ人ん達が=船送りをする北部の人々が
炊ちゅるぬ煙なやあに=炊く煙りであり、
黒煙え、うぬ白煙んかい、応えゆる為なかい=黒い煙は、その白い煙に応えるために、
船長が船ぬ煙突から出じゃする煙ぬ事やいびいん=船長が船の煙突から出す煙の事です。非丁寧文は「~事やん」。
やいびいしが=ですが、 非丁寧文は「やしが」。
今あ、飛行機ぬ世=現在は飛行機時代。
うんな習慣や、無えらんなとおいびいん=そういう習慣はなくなりました。非丁寧文は「~無えらんなとおん」。
註:法王んかい選ばりゆる為ねえ=註:法王に選ばれるためには、
候補者あ札入ぬ三分ぬ一余い=候補者は投票の三分の一以上を  「札入」は「投票」。「入札(いりふだ)」は文字通り「にゅうさつ」の意。
取いゆさんでえないびらん=獲得できなければなりません。非丁寧文は「~ならん」。
民主的にさんでえ=民主的にしないと、
罰被(バチカン)じいがすらん=罰が当たるかも。ちなみに、「罰当たり(名詞)」は「罰被じゃあ(バチカンジャア)」。なお、似たような語に「ばち、喰(くぁ)とおん」がありますが、この方は「でかした、よくやった」等の意味になります。後者の「ばち」は「罰」ではなく、別の「ばち」のようです。
分かやびらんせえやあ=知れないですよね。非丁寧文は「分からんせえやあ」。

 幾日前(いくにちめえ)がやいびいたら、NHKぬ料理番組(ガレッジセールぬレギュラー番組)於(をぅ)とおてぃ、公設市場んじ、市場(まち)ぬあんまあぬ女(ゐなぐ)レポーターんかい、豚(うわあ)ぬ面皮(ちらがあ)見しやがちいなあ、豚ぬ口にちいてぃ、語とおいびいたん。
「ソコノ口(くち)ハネ、うちなあんちゅハ、皆、専門デスヨ」
 うぬ女リポーターや、異風な豚ぬ口ぬ事(くとぅ)びけぬんかい、肝掛(ちむが)かいがそおいびいたらあ、「専門」んでぃゆる言葉(くとぅば)ぬ使(ちけ)え様(よう)んかいや興味(しゅうみ)ぬ無(ね)えらんぎさいびいたん。
 
 うちなあんじえ「専門」んでぃゆる言葉あ、日本語ぬ「専門」とお、だてえん、積む合ぬ違とおいびいん。あんせえ、何(ぬう)ぬ積むええやいびいが? 「得意」から「好物、大好物、でえじなましそおるむん」んでぃ言る積むええんかい変わとおいびいん。
 新語なてぃがやいびいら、『沖縄語辞典』調びてぃん、載(ぬ)てえ居(をぅ)いびらんどおさい。

 うちなあんちゅお、実(じゅん)に外来語ゆ自(どぅう)ぬ言葉んかい作い変えゆしが得手(いいてぃ)やる風儀(ふうじ)やいびいさ。考(かんげ)えてぃ、見(ん)じいどぅんせえ、日本語からぬ変異語ぬまんどおいびいんやあ。

 「大和(やまとぅ)」や「薩摩」ぬ事(くとぅ)、「大大和(うふやまとぅ)」や「日本」ぬ事、「誇らしゃん、誇らさん」や「嬉しい、喜ばしい」(与那国んじえ、「ありがとう」)、」「さら万事」や「(青春)真っ盛り」、「祝儀(すうじ)」や「お祝い」、「餓死」や「飢饉」、「荼毘(だび)」や「葬式」、「焼香(すうこう)」や「法事」、「立身(でぃっしん)」や「嫁ぐ」、「保養(ふよう)」や「散歩」、「墨(しみ)」や「学問」、「悪魔」や「意地悪」、「悪党」や「こわい人」、「道中」や「徒歩旅行」、「大名(でえみょう)」や「貴族」、「侍(さむれえ)」や「士族」、「百姓」や「平民」、「仏(ふとぅき)」や「三十三年忌以前の死者の霊、お人よし」、「仏(ふとぅき)い」=「人形」、「五体(ぐてえ)」や「手足、手足の腕力」、「風水(ふんし)」や「墓ぬ異名(別称)」んかい、あい変わとおびいんやあさい。だあ、言いねえ、限(かじ)りぬ無えやびらんむん。

うちなあちゅぬ造語力とぅ言語加工力万歳(したひゃあ)!

【語句】
幾日前がやいびいたら=何日前だったでしょうか。非丁寧文は「~やたら」。
NHKぬ料理番組(ガレッジセールぬレギュラー番組)於とおてぃ=NHKの料理番組(ガレッジセールのレギュラー番組)で、
公設市場んじ、市場)ぬあんまあぬ=公設市場で、市場のおばさんが。「あんまあ」は平民語で「母」ですが、「おばさん」の意味でもあります。
女レポーターんかい、豚ぬ面皮見しやがちいなあ=女性レポーターに豚の顔皮を見せながら。「面皮(ちらがあ)」は首里語では「つぃらがあ」。
豚ぬ口にちいてぃ、語とおいびいたん=豚の唇について、離していました。非丁寧文は「~語とおたん」。
「ソコノ口(くち)ハネ、うちなあんちゅハ、皆、専門デスヨ」=「その唇はね、沖縄人は皆好物ですよ」。(豚の唇肉は沖縄人の好物だという意味です)。
うぬ女リポーターや=その女性レポーターは、
異風な豚ぬ口ぬ事びけぬんかい=異様な豚の唇のことだけに、
肝掛かいがそおいびいたらあ=気を取られていたのか、
「専門」んでぃゆる言葉ぬ使え様んかいや=「専門」という語に使い方には、
興味ぬ無えらんぎさいびいたん=関心が無い様子でした。非丁寧文は「~無えらんぎさたん」。
うちなあんじえ「専門」んでぃゆる言葉あ=沖縄では「専門」という語は、
日本語ぬ「専門」とお=日本語の「専門」とは、
だてえん、積む合ぬ違とおいびいん=大きく、意味が異なります。非丁寧文は「~違とおん」。「積もむ合」の「合」は筆者の当て字ですので要注意!
あんせえ、何ぬ積むええやいびいが?=では、何と言う意味でしょうか。非丁寧文は「~積むええやが」。
「得意」から「好物、大好物、でえじなましそおるむん」=「得意」から転じて、「好物、大好物、大変好きなもの」、
んでぃ言る積むええんかい変わとおいびいん=という意味に変化しています。非丁寧文は「~変わとおん」。
新語なてぃがいびいら=新語なのだからでしょうか。非丁寧文は「~なてぃがやら」。
『沖縄語辞典』調びてぃん=『沖縄語辞典』を調べても、
載てえ居いびらんどおさい=載ってはいませんよ。非丁寧文は「~居らんどおさい」。
うちなあんちゅお、実に外来語ゆ=沖縄人は、実に、外来語を
自ぬ言葉んかい作い変えゆしが=自らの言語に加工するのが、
得手やる風儀やいびいさ=得意のようです。非丁寧文は「~風儀やさ」。
考えてぃ、見じいどぅんせえ=考えてみれば。那覇の一部では「考えてぃ見じいどぅんさあ」。
日本語からぬ変異語ぬまんどおいびいんやあ=日本語からの変異語が多いですね。「日本」は「大大和(うふやまとぅ)」というが、私はそのまま「日本」を用いています。
「大和」や「薩摩のこと」=「大和」は「薩摩」のこと、
「大大和」や「日本」ぬ事=「大大和」は「日本」のこと、
「誇らしゃん、誇らさん」や「嬉しい、喜ばしい」=「誇らしゃん」は「嬉しい、喜ばしい」、
与那国んじえ、「ありがとう」=与那国では「ありがとう」、
「さら万事」や「(青春)真っ盛り」=「さら万事」は「(青春)真っ盛り」、
「祝儀」や「お祝い」=「祝儀」は「御祝い」、
「餓死」や「飢饉」=「餓死」は「飢饉」、
「荼毘」や「葬式」=「荼毘」は「葬式」、
「焼香」や「法事」=「焼香」は「法事」、
「立身」や「嫁ぐ」=「立身」は「嫁ぐ」、
「保養」や「散歩」=「保養」は「散歩」、
「墨」や「学問」=「墨」は「学問」、
「悪魔」や「意地悪」=「悪魔」は「意地悪」、
「悪党」や「こわい人」=「悪党」は「こわい人」、
「道中」や「徒歩旅行」=「道中」は「徒歩旅行」、
「大名」や「貴族」=「大名」は「貴族」、
「侍」や「士族」=「侍」は「士族」、
「百姓」や「平民」=「百姓」は「平民」、
「仏」や「三十三年忌以前の死者の霊、お人よし」=「仏」は「三十三年忌以前の死者の霊、お人よし」、
「仏い」や「人形」=「仏い」は「人形」、
「五体」や「手足、その腕力」=「五体」は「手足またはその腕力」、
「風水」や「墓の異名(別称)」んかい=「風水」は「墓の異名(別称)」へと、
あい変わとおびいんやあさい=変異していますねえ。
だあ、言いねえ、限りぬ無えやびらんむん=ほら、言えばきりがないでしょうよ。非丁寧文は「~無えやびらんむん」。「~むぬ」は「~(だ)もの」。
うちなあちゅぬ造語力とぅ言語加工力万歳!=沖縄人の造語力と言語化加工力に万歳!


 

 今日(ちゅう)朝ぬ新報新一面(いちみ)ぬんかい、「長寿権転落」んでぃち載(ぬ)とおいびいたん。
 やてぃん、うりえ、何(ぬう)ん驚(うどぅる)ちゅる事(くと)おあいびらん。
 何時(いち)かあ、あんないる筈(はじ)んでぃ、誰(たあ)がん、思(うみ)いとおたる通(とぅう)いかい成とおるうっぴどぅやいびいる。
 長生(ながい)ちちそおたる戦前生(ん)まりぬ人(ちゅ)ん達(ちゃあ)が居(をぅ)らんなやあに、アミリカ風儀(ふうじい)ぬ生活そおる戦後生まりぬ人ん達が死ぬる番ぬんかい成いねえ、必(かんな)じ、あん成ゆんでぃ思あらっといびいたん。
 やいびいしが、まさかぐとぅ、うぬ早(ふぇ)く、あんないんでえ、思(うみ)やびらんたん。
 沖縄人(うちなあんちゅ)よお、良(ゆう)、考(かんげ)えてぃ、見(ん)じみそおれえ!

 「飲み屋」ぬ軒数や人口比さあに、全国一なやあに、夜型社会ナンバー1!
 門口(じょうぐち)から、会社迄、車し行(ん)ちゅる車社会ナンバー1(運動不足ナンバー1)!
 ポーク消費量日本1、マクドナルドク、ケンタッキーチキン消費量ナンバー1!
 あんさあに、メタボ全国一!。

 うちなあんちゅよお、夜(ゆる)お、寝(に)んてぃ、胴(どぅ)ゆくらしみそおり!
 胴や車しえあらな、自(どぅう)ぬ足(ふぃさ)し、持(む)っちみそおり!
 昔(んかし)からぬ、琉球料理(うちなありょうい)、なあふぃん、うさがみそおり!
 
 
 夜ぬ十時過(し)じてぃん、国際通りんじ、童連(わらびそう)てぃ歩っちゅるふぃるまさよお。観光客ん外国人(ウランダ人びけのおあいびらん)ぬん、諸(むる)、ふぃるまさそおいびんどお。
 青壮年ぬ死亡率ん、上位やんでぃぬ事やいびいん。
 沖縄人ぬ寿命が駅伝ぬ順位並(46~47位ぬ指定席)とぅなゆる筈やる事お、今から予想(かんげ)えらりいる事やいびいん。

 先(ま)じえ、自(どぅう)ぬ生活から直(のお)さびらな。

【語句】
今日朝ぬ新報新一面ぬんかい=今朝の新報の一面に
「長寿権転落」んでぃち載とおいびいたん=「長寿県転落」と載っていました。非丁寧文は「~載とおたん」。
やてぃん、うりえ=それでも、それは、
何ん驚ちゅる事おあいびらん=何も驚くことではありません。非丁寧文は「~事おあらん」。
何時かあ、あんないる筈んでぃ=いずれ、そうなるだろうと、
誰がん、思いとおたる通いかい=誰しもが思っていた通りに
成とおるうっぴどぅやいびいる=なっただけです。非丁寧文は「~どぅやる」。「うっぴ」はだけ。「うっぴ小(ぐぁあ)どうやんなあ」は「(たった)それだけなのかい」。「どぅ」は前語を強調する助詞で、次にくる「やいびいん」は連体形「やいびいる」で結びます。
長生(ながい)ちちそおたる戦前生まりぬ人ん達が=長生きしていた戦前生れの人々が
居らんなやあに=いなくなり、
アミリカ風儀ぬ生活そおる戦後生まりぬ人ん達が=アメリカ型の生活をしている戦後生まれの人々が
死ぬる番ぬんかい成たれえ=死ぬ時期になれば、
必じ、あん成ゆんでぃ思あらっといびいたん=当然、そうなると考えられていました。
やいびいしが、まさかぐとぅ=ですが、まさか、
うぬ早く、あんないんでえ=そんなに早く、そうなるとは、
思やびらんたん=思いませんでした。非丁寧文は「~思あんたん」。
沖縄人よお、良う、考えてぃ=沖縄人よ、良く考えて
見じみそおれえ=みてください! 非丁寧文は「見(ん)でえ」。
「飲み屋」ぬ軒数や人口比さあに=「飲み屋」の軒数は人口比で
全国一なやあに、夜型社会ナンバー1=全国一で、夜型社会ナンバー1!
門口から、会社迄=玄関から会社まで、
車し行ちゅる車社会ナンバー1(運動不足ナンバー1)=車で行く車社会ナンバー1!
ポーク消費量日本1、マクドナルドク、ケンタッキーチキン消費量ナンバー1!=日本語訳略。
あんさあに、メタボ全国一!=そして、メタボ全国一。
うちなあんちゅよお、夜お、寝んてぃ=沖縄人よ、夜は寝て、
胴ゆくらしみそおり=体を休ませなさい!非目上文は「胴ゆくらせえ」、「胴ゆくらし」。
胴や車しえあらな、自ぬ足し=体は車でなく、自分の足で
持っちみそおり=持ち運んでくれたまえ(意訳)! 非目上文は「持ち取らし」、「持っち取らせえ」。
昔からぬ、琉球料理=伝統的な琉球料理を
なあふぃん、うさがみそおり=もっと、召し上がってくれたまえ! 非目上文は「~食み」、「食めえ」。
夜ぬ十時過じてぃん、国際通りんじ=夜の十時過ぎても、国際どおりで
童連てぃ歩っちゅるふぃるまさよお=子供を連れて歩く、不思議さよ!
観光客ん外国人(ウランダ人びけのおあいびらん)ぬん=観光客も外人(オランダ人だけじゃないです)も。(『沖縄語辞典』では「外国人」は「Urandaa」となっている)。
諸、ふぃるまさそおいびんどお=みな、不思議に思っていますよ。非丁寧文は「~ふぃるまさそおんどお」。
青壮年ぬ死亡率ん=青壮年の死亡率も
上位やんでぃぬ事やいびいん=上位とのことです。非丁寧文は「~事やん」。
沖縄人ぬ寿命が駅伝ぬ順位並(46~47位の指定席)とぅ=沖縄人の寿命が全国駅伝大会の順位並に、
なゆる筈やる事お=なるかもしれないことは、
今から予想えらりいる事やいびいん=今から想定できることです。非丁寧文は「~事やん」。
先じえ、自ぬ生活から直さびらな=先ずは、自分の生活習慣からあらためましょう。非丁寧文は「~直さな」。


 
 

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