「青い空、青い海」んでえや、いいくる沖縄(うちなあ)ぬ宣伝文句成とおびしが、実(じち)え、「青い空」んかい成ゆる日え、年(にん)に数日(いくにち)びけんどぅやる風儀(ふうじ)やいびいん。
良(い)いうわあちち成いねえ、まるけえてぃなあや、写真撮(ぬ)じいが行ちゅる事(くとぅ)んあいびいしが、バイク歩っかちょおる間(ゑえだ)なかい、雲(くむ)ぬ多(うふ)く成てぃ来(ち)ゃあに、よねえ、良い写真、撮じゅる事お、ままないびらん。あんさびいくとぅ、撮じぇえる写真や色(いる)ぬ悪っさぬ、肝(ちむ)ふぃがんくとぅ、いいくる削除すぬ事ぬ多いさいびいん。
かわてぃ、去年(くず)から今年(くとぅし)迄(までぃ)、いが沖縄(うちなあ)ぬうわあちちえ、雨曇(あみくむ)ぬ日(ふぃい)ぬまんでぃ、温暖化故(ゆい)ぬ異常気象がやらんでぃ思(うま)ありいるあたいやいびいたん。くねえだ、車歩っかちょおたるばす、かたがた、ラジオから、「沖縄ぬ快晴日数や全国で最下位」んでぃちぬ情報ぬ聞(ち)かりやびたん。まる平生(ふぃいじい)や思寄(うみゆ)ゆらん事やくとぅ、実(じゅん)にがやらんでぃち、ネットし調びたれえ、去年ぬ沖縄ぬ快晴日や2日どぅあたんでぃぬ事やいびいん。うぬ前(めえ)ん大概(てえげえ)や、年に8日ぐれえどぅやたんでぃぬ事やいびいん。参考http://ameblo.jp/mixturet/entry-10528456798.html
くりえ、んちゃ、我(わあ)が、写真撮影ぬばすに、思(うむ)とおたる事とぅ当たとおいびいん。
あんすかなあんでぃん、うあちちぬ悪っさるむんどぅんやれえ、我(わん)ねえ、写真や素人どぅやくとぅ、済(し)まびいしが、プロぬ写真撮じゃあや、あしがちのおりする筈(はじ)やいびいん。
あんすかなあんでぃん、うあちちぬ悪っさるむんどぅんやれえ、我(わん)ねえ、写真や素人どぅやくとぅ、済(し)まびいしが、プロぬ写真撮じゃあや、あしがちのおりする筈(はじ)やいびいん。
【語句】
「青い空、青い海」んでえや=「青い空青い海」など(というの)は、
いいくる沖縄ぬ=およそ沖縄の。
宣伝文句成とおびしが=宣伝文句になっていますが。非丁寧文は「~成とおしが」。
実え=実は、
「青い空」んかい成ゆる日え=「青い空(快晴日)になる日は」。ここでは「んかい」を略しても良く、また日本語助詞らしき「に」に置き換えても良いです。助詞「に」は特に琉歌において多く用いられることによって、沖縄語化したかのようです。
年に数日びけんどぅやる風儀やいびいん=年に数日しかないようです。非丁寧文は「~風儀やん」。
良いうわあちち成いねえ=良い天気になれば。「うわあちち」は日本語「天気(てぃんち)」も使われます。
まるけえてぃなあや=たまには。「まるけえてえ」でも良いです。「なあ」は主には副詞をつくる語です。例「ようん なあ」、「一(てぃい)ち なあ」、「ふぃっちい なあ」等。
写真撮じいが=写真を撮りに。「ぬじゅん」は「撮る」という意味では『沖縄語辞典』(首里語中心)には載っていませんので、念のため。
行ちゅる事んあいびいしが=行くこともありますが。非丁寧文は「~あしが」。
バイク歩っかちょおる間なかい=バイクを走らせている間に。「歩っかすん」は「する」、「走らせる」などの意味として慣用的に使われます。例:「何し、歩ちょおが(何しているのか)」。これを使いこなせば、ネイティブ風になります。
雲ぬ多く成てぃ来ゃあに=雲が多くなってきて。「なてぃ来(ち)」が「文章語」としてはすっきりします?が、私は近頃は、良く、例文のような表現をすることが多くなってきますた。文章語の確立を目指すも、多様な表現をし続ける必要性も感じているからです。
よねえ=なかなか、
良い写真、撮じゅる事お=良い写真を撮ることは、
ままないびらん=ままなりません。非丁寧文は「~ならん」。
あんさびいくとぅ=ですから。非丁寧文は「あんすくとぅ」。「やいびいくとぅ(やくとぅ)」でも良いです。
撮じぇえる写真や=撮った写真は。厳密な訳は「撮ってある写真は」です。完了保存文です。日本語の「撮った写真」を逆訳した「撮じゃる写真」は間違いではなくても、どこか沖縄語的感覚とは違います。
色ぬ悪っさぬ=色が悪くて、
肝ふぃがんくとぅ=納得がいかないので。「肝ふぃずん」は「満足する」。
いいくる削除すぬ事ぬ=殆ど削除することが、
多いさいびいん=多いです。非丁寧文は「多さん」。
かわてぃ=特に、
去年から今年迄=昨年から今年まで、
いが沖縄ぬうわあちちえ=わが沖縄の天候は。「いが」は「いがろう(聞き手を含む我々)」の意味です。伊覇普猷の文献には出てきますが、現在は、首里や那覇では殆ど使用されておらず、『沖縄語辞典』にも載っていません。糸満では「いがたあ」という近い言葉があります。ちなみに与那城では普通に使われています。
雨曇ぬ日ぬまんでぃ=雨や曇りの日が多く。
温暖化故ぬ異常気象がやらんでぃ=温暖化に起因する異常気象なのだろうかと、
思ありいるあたいやいびいたん=思われるほどでした。非丁寧文は「~やたん」。「~あたい」は「~のほど」。
くねえだ=この間。この前。
車歩っかちょおたるばす=車を運転していたとき。
かたがた=たまたま。「かたがた」は最近の日本語では聞かれませんが、時代劇には使用されています。
ラジオから、「沖縄ぬ快晴日数や全国で最下位」んでぃちぬ=ラジオから「沖縄の快晴日数は全国最下位」という
情報ぬ聞かりやびたん=情報が流れました。
まる平生や=普段は。
思寄ゆらん事やくとぅ=思いもしないことなので、
実にがやらんでぃち=本当なのかと
ネットし調びたれえ=ネットで調べたところ、
去年ぬ沖縄ぬ快晴日や=昨年の沖縄の快晴日は
2日どぅあたんでぃぬ事やいびいん=二日しかなかったということです。非丁寧文は「~事やん」。
うぬ前ん大概や=それ以前も概ね
年に8日ぐれえどぅやたんでぃぬ事やいびいん=年に8日程度だったとのことです。非丁寧文は「~事やん」
くりえ、んちゃ=これはなるほど。
我が=私が。「我」は単独で用いる場合は「わん」ですが、「私の」などと所有や主語を表わす場合は「わあが」となります。
写真撮影ぬばすに=写真を撮る場合に
思とおたる事とぅ当たとおいびいん=感じていたことと合致します。非丁寧文は「~当たとおたん」。
あんすかなあんでぃん=それほどまでに
うあちちぬ悪っさるむんどぅんやれえ=天気が悪いのであれば、
我ねえ、写真や素人どぅやくとぅ=私は写真は素人なので、
済まびいしが=かまいませんが。非丁寧文は「済むしが」。
プロぬ写真撮じゃあや=プロの写真家は
あしがちのおりする筈やいびいん=焦りまくる(いらいら)するかもしれません。非丁寧文は「~筈やん」。「あしがちのおり」の「のおり」は意味の無い付け足し語であり、単に「あしがち」でも良いです。
「青い空、青い海」んでえや=「青い空青い海」など(というの)は、
いいくる沖縄ぬ=およそ沖縄の。
宣伝文句成とおびしが=宣伝文句になっていますが。非丁寧文は「~成とおしが」。
実え=実は、
「青い空」んかい成ゆる日え=「青い空(快晴日)になる日は」。ここでは「んかい」を略しても良く、また日本語助詞らしき「に」に置き換えても良いです。助詞「に」は特に琉歌において多く用いられることによって、沖縄語化したかのようです。
年に数日びけんどぅやる風儀やいびいん=年に数日しかないようです。非丁寧文は「~風儀やん」。
良いうわあちち成いねえ=良い天気になれば。「うわあちち」は日本語「天気(てぃんち)」も使われます。
まるけえてぃなあや=たまには。「まるけえてえ」でも良いです。「なあ」は主には副詞をつくる語です。例「ようん なあ」、「一(てぃい)ち なあ」、「ふぃっちい なあ」等。
写真撮じいが=写真を撮りに。「ぬじゅん」は「撮る」という意味では『沖縄語辞典』(首里語中心)には載っていませんので、念のため。
行ちゅる事んあいびいしが=行くこともありますが。非丁寧文は「~あしが」。
バイク歩っかちょおる間なかい=バイクを走らせている間に。「歩っかすん」は「する」、「走らせる」などの意味として慣用的に使われます。例:「何し、歩ちょおが(何しているのか)」。これを使いこなせば、ネイティブ風になります。
雲ぬ多く成てぃ来ゃあに=雲が多くなってきて。「なてぃ来(ち)」が「文章語」としてはすっきりします?が、私は近頃は、良く、例文のような表現をすることが多くなってきますた。文章語の確立を目指すも、多様な表現をし続ける必要性も感じているからです。
よねえ=なかなか、
良い写真、撮じゅる事お=良い写真を撮ることは、
ままないびらん=ままなりません。非丁寧文は「~ならん」。
あんさびいくとぅ=ですから。非丁寧文は「あんすくとぅ」。「やいびいくとぅ(やくとぅ)」でも良いです。
撮じぇえる写真や=撮った写真は。厳密な訳は「撮ってある写真は」です。完了保存文です。日本語の「撮った写真」を逆訳した「撮じゃる写真」は間違いではなくても、どこか沖縄語的感覚とは違います。
色ぬ悪っさぬ=色が悪くて、
肝ふぃがんくとぅ=納得がいかないので。「肝ふぃずん」は「満足する」。
いいくる削除すぬ事ぬ=殆ど削除することが、
多いさいびいん=多いです。非丁寧文は「多さん」。
かわてぃ=特に、
去年から今年迄=昨年から今年まで、
いが沖縄ぬうわあちちえ=わが沖縄の天候は。「いが」は「いがろう(聞き手を含む我々)」の意味です。伊覇普猷の文献には出てきますが、現在は、首里や那覇では殆ど使用されておらず、『沖縄語辞典』にも載っていません。糸満では「いがたあ」という近い言葉があります。ちなみに与那城では普通に使われています。
雨曇ぬ日ぬまんでぃ=雨や曇りの日が多く。
温暖化故ぬ異常気象がやらんでぃ=温暖化に起因する異常気象なのだろうかと、
思ありいるあたいやいびいたん=思われるほどでした。非丁寧文は「~やたん」。「~あたい」は「~のほど」。
くねえだ=この間。この前。
車歩っかちょおたるばす=車を運転していたとき。
かたがた=たまたま。「かたがた」は最近の日本語では聞かれませんが、時代劇には使用されています。
ラジオから、「沖縄ぬ快晴日数や全国で最下位」んでぃちぬ=ラジオから「沖縄の快晴日数は全国最下位」という
情報ぬ聞かりやびたん=情報が流れました。
まる平生や=普段は。
思寄ゆらん事やくとぅ=思いもしないことなので、
実にがやらんでぃち=本当なのかと
ネットし調びたれえ=ネットで調べたところ、
去年ぬ沖縄ぬ快晴日や=昨年の沖縄の快晴日は
2日どぅあたんでぃぬ事やいびいん=二日しかなかったということです。非丁寧文は「~事やん」。
うぬ前ん大概や=それ以前も概ね
年に8日ぐれえどぅやたんでぃぬ事やいびいん=年に8日程度だったとのことです。非丁寧文は「~事やん」
くりえ、んちゃ=これはなるほど。
我が=私が。「我」は単独で用いる場合は「わん」ですが、「私の」などと所有や主語を表わす場合は「わあが」となります。
写真撮影ぬばすに=写真を撮る場合に
思とおたる事とぅ当たとおいびいん=感じていたことと合致します。非丁寧文は「~当たとおたん」。
あんすかなあんでぃん=それほどまでに
うあちちぬ悪っさるむんどぅんやれえ=天気が悪いのであれば、
我ねえ、写真や素人どぅやくとぅ=私は写真は素人なので、
済まびいしが=かまいませんが。非丁寧文は「済むしが」。
プロぬ写真撮じゃあや=プロの写真家は
あしがちのおりする筈やいびいん=焦りまくる(いらいら)するかもしれません。非丁寧文は「~筈やん」。「あしがちのおり」の「のおり」は意味の無い付け足し語であり、単に「あしがち」でも良いです。