うちなあぐち日記

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2011年09月

 ニュートリノんでぃゆる物質(ぶっしち)え、光(ふちゃい)やかん早(ふぇえ)さんでぃゆる事(くとぅ)ぬ明らかさりやびたんでぃぬ事(註1)やいびいん。
 今迄(なままで)え、質量(しちりょう)持(む)っちょおる物質え、光やか早く成ゆる事お、無(ね)えらんでぃ、言ちょおたるアインシュタインぬ理論(りるん)ぬる当たい前(めえ)ぬ事やるんでぃち考(かんげ)えらっとおいびいたくとぅ、今ぬまあどぅ明かさったる事お、でえじな、目張(みいはい)い事(ぐとぅ)やいびいん。
 光ん粒子やしえ、やいびいしが、質量ぬ無えらんどぅくとぅ、んちゃ、何(ぬう)やかん、早さんでぃち考(かんげ)えゆしえ、誰(たあ)がん、けえ考えゆる事やら筈(くとぅはじ)やいびいん。やいびいしが、あねえあいびたんたるばすやいびいん。
 むしか、うりが実(じゅん)にぬ事やれえ、1997年(に)んじ、宇宙(うちゅう)や、加速的(くぁすくてぃち)に膨張そおん(註2)でぃゆる発見(はっちん)ぬんかい、続(ちじ)ちゅる大(でえ)発見とぅ成ゆる筈(はじ)やいびいん。

註1:相対性原理(すうてえせえぎんい)ぬ崩(くじ)りゆる事んかい成いがさびいら。やいびいしが、アインシュタインくるん、何時(いち)かあ、自(どぅう)ぬ理論やかん勝ゆる理論とぅ取(とぅ)い替(け)えらりいる筈んでぃち予言(ゆぎん)そおいびいたん。

註2:ニュートン力学(万有引力ぬ法則んでえ)が、宇宙全体(うちゅうまぎり)んじえ、通(とぅう)らんでぃゆる事ぬ分かやあに、反重力エネルギー(ダークエネルギー)ねえそおるむんが無えらんでえ、ならんでぃち考えらっとおいびいん。

【語句】
ニュートリノんでぃゆる物質え=ニュートリノという物質は、
光やかん早さんでぃゆる事ぬ=光よりも早いという事が
明らかさりやびたんでぃぬ事やいびいん=明らかにされたという事です。非丁寧文は「~事やん」。
今迄え=今までは、
質量持っちょおる物質え=質量を持つ物質が、
光やか早く成ゆる事お=光より早くなることは、
無えらんでぃ=ないと
言ちょおたるアインシュタインぬ=していたアインシュタインの
理論ぬる=理論こそが
当たい前ぬ事やるんでぃち=当然のことだと、
考えらっとおいびいたくとぅ=考えられていたから。非丁寧文は「~とおたくとぅ」。
今ぬまあどぅ明かさったる事お=今回、発見されたことは、
でえじな=大変に、
目張い事やいびいん=驚くべきことです。非丁寧文は「~事やん」。
光ん粒子やしえ、やいびいしが=光も粒子であることはそうなのですが。非丁寧文は「~やしが」。
質量ぬ無えらんどぅくとぅ=質量もないのであるから
んちゃ=なるほど、(当然)、
何やかん=何よりも、
早さんでぃち考えゆしえ=早いと、考えるのは
誰がん=誰しも
けえ考えゆる事やら筈やいびいん=考えしてしまう事なのかもしれません。文末部分は「~事やる筈やいびいん」でもよいです。非丁寧文は「~筈やん」。
やいびいしが=ですが。非丁寧文は「やしが」。
あねえあらんたるばすやいびいん=そうではなかったのです。非丁寧文は「~ばすやん」。「あんえあいびらんたるばすやいびいん」などと、「あらんたる」の部分を丁寧文にしても良いですが、結文のみを丁寧文にした方が文章として引き締まります(多くの日本語文もそうですよね)。
むしか=もし、
うりが実にぬ事やいびいれえ=それが、本当のことなら。非丁寧文は「~事やれえ」。
1997年んじ、宇宙や=1997年に、宇宙は、
加速的に膨張そおんでぃゆる=加速的に膨張しているという
発見ぬんかい、続ちゅる=発見に続く
大発見とぅ成ゆる筈やいびいん=大発見になる筈です。非丁寧文は「~筈やん」。
相対性原理ぬ崩りゆる事んかい=相対性原理が崩れることに
成いがさびいら=なるのでしょうか。非丁寧文は「成いがすら」。
やいびいしが、アインシュタインくるん=ですが、アインシュタイン自身も。非丁寧文は「やしが」。
何時かあ=いずれ、いつかは。
自ぬ理論やかん勝ゆる理論とぅ=自らの理論より優れた理論と
取い替えらりいる筈んでぃち=置き換えられるかもと
予言そおいびいたん=予言していました。非丁寧文は「~予言そおたん」。
ニュートン力学(万有引力ぬ法則んでえ)が=ニュートン力学(万有引力など)が、
宇宙全体んじえ=宇宙全体のレベルにおいては、
通らんでぃゆる事ぬ分かやあに=通用しないことが分かり、
反重力エネルギー(ダークエネルギー)ねえそおるむんが=反重力エネルギー(ダークエネルギー)のようなものが
無えらんでえ=存在しなければ
ならんでぃち考えらっとおいびいん=ならないと考えられています。非丁寧文は「~考えらっとおん」。

イメージ 1

写真:一番ぬいきら人数(にんずう)やたる平安座(ひんざ)エイサー。屋慶名(やきな)エイサーぬ昔手(んかしでぃい)がやらんでぃ思(うむ)てぃ、目張(みいは)っぱてぃ、見(ん)ちょおいびいたん。


 去(ん)じゃる日曜日え、うるま市エイサー祭(まちい)やいびいたん。
 うるま市え、我(わあ)生(ん)まりジマ成とおいびいん。うるま市え、エイサー所(どぅくる)。あんしまた、エイサーんでぃ、言いねえ、くぬゆちゃ成てぃん、肝(ちむ)わさみち、座(い)ちん、立っちん、居(をぅ)らりやびらん。あが遠(とぅう)んかい、ミニバイクしえ、行かりやびらんくとぅ、車歩かっち、ぶうるない行ちゃびたん。
 屋慶名(やきな)エイサーとぅ平敷屋(ひいちゃ)エイサー系統(平安名エイサー、与那城エイサーんでえ)とお、手(てぃい)ん、すがいん、180度違(ちが)やびいん。
 屋慶名エイサーや、按司(あじ)すがいし、平敷屋系統エイサーや、黒僧束そおいびいん。両方(ろうほう)、同(い)ぬパーランクーどぅ使(ちか)とおいびいしが、手(てぃ)や全(まった)ち、違やびいん。やいびいしが、何(じ)るん、ちびらあさいびいん。必(かんな)じ、ましやし、一(てぃい)ち、選(い)らびんでぃ、言(ゆ)しえ、あてぃなしぬ童(わらび)んかい、父(すう)とぅ母(あんまあ)とぅ、誰(たあ)やましやがんでぃ、問(とぅ)うゆしとぅ同(い)ぬむんどぅやいびいる。
 また、旧具志川、沖縄市、読谷村ぬエイサーんでえや、与勝エイサーとお、また、変わてぃ、太鼓(てえく)ん、まぎくなやい、跳(とぅ)んじゃあ舞(も)うやあし、でえじな、ゐりきさいびいん。

 エイサーぬ事お、「おもろさうし」んかい「ゑさ」んでぃちあいびいん。何百年経っちん、手んすがいん、一(てぃ)いちんかい成ゆる事(くとぅ)ん無(ね)えらな、今迄(なままでぃ)、むとぅうち、ゆくん、栄(さけ)えてぃる居いびいる。同ぬ沖縄文化やてぃん、多様性ぬあてい、豊かやんでぃ思(うみ)やびいん。

 今度ぬ祭見(ん)ち、昔(んかし)、屋慶名エイサーが浜比嘉エイサーから習らたるむんでぃ聞(ち)ちょおいびいたいsが、平安座エイサーとぅ似ちょおる事ん、分かやびたん。あんし、また、屋慶名エイサーぬレパートリーんかい、新に、「島唄(ザ・ブーム)」ぬ取(とぅ)い入りらっとる事ん分かてぃ、いそうさいびいたん。

【語句】
一番ぬいきら人数やたる平安座エイサー=一番少ない人数だった平安座エイサー。
屋慶名エイサーぬ昔手がやらでぃ思てぃ=屋慶名エイサーの昔の型だったのかと思い、
目張っぱてぃ=注目して、
見ちょおいびいたん=見ていました。非丁寧文は「~見ちょおたん」。
去じゃる日曜日え=去った日曜日は
うるま市エイサー祭やいびいたん=うるま市エイサー祭でした。非丁寧文は「~やたん」。
うるま市え、我生まりジマ成とおいびいん=わが生まれ故郷です。「我が生まりジマやいびいん」でも良いです。沖縄語では、「である」が「やん」と「成とおん」の二通りの言い方があります。自己紹介の場合でも、「我ねえ、○○やいびいん」と「我ねえ、○○成とおいびいん」の二通りあります。非丁寧文は「~成とおん」。
うるま市え、エイサー所=うるま市は、エイサーが盛んなところ。「~所(どぅくる)」は「~が盛んな場所」という意味です。「万座毛や風所」といえば、「万座毛はいつも風が吹いているところ」などの意味になります。「涼所(すじどぅくる)」=「涼しいところ」。
あんしまた=そしてまた
エイサーんでぃ、言いねえ=エイサーといえば、
くぬゆちゃ成てぃん=この年になっても、「くぬ年なてぃん」でもよいです。
肝わさみち=浮き浮きして。「肝わさわさあし」、「肝わさわさあ成てぃ」でもよいです。
座ちん、立っちん、居らりやびらん=いても立っても、居られません。非丁寧文は「~居ららん」。
あが遠んかい=あれほど遠くに。「あが遠」は「あんなにも遠いところ」という意味です。「うが近(ちちゃ)」は、「これほど近いところ」という意味です。
ミニバイクしえ=ミニバイクでは
行かりやびらんくとぅ=行けませんので。非丁寧文は「~行からんくとぅ」。
車歩かっち=車を運転して
ぶうるない行ちゃびたん=さあっと行きました。非丁寧文は「~行じゃん」。
屋慶名エイサーとぅ平敷屋エイサー系統とお=屋慶名エイサーと平敷屋エイサー系統とは
平安名エイサー、与那城エイサーんでえ=平安名、与那城エイサーなど。
手ん、すがいん、180度違やびいん=踊りも衣装も180度違います。ここでいう「手」とは、「踊りの型」のことです。「すがい」は「衣装」。
屋慶名エイサーや、按司すがいし=屋慶名エイサーは、豪族(貴族)衣装をし、
平敷屋系統エイサーや=平敷屋系統は、
黒僧俗そおいびいん=黒僧束をしています。非丁寧文は「~そおん」。
両方、同ぬパーランクーどぅ使とおいびいしが=両方とも同じパーランクーを使用しているのですが。非丁寧文は「~使とおしが」。「パーランクー」は「小太鼓」。
手や全ち、違やびいん=踊りの型は全く違います。非丁寧文は「~違ゆん」。
やいびいしが=ですが、
何るん、ちびらあさいびいん=いずれも、素晴らしいです。
必じ、ましやし、一ち=強いて、好きなものをひとつ。「ましやし」は「好きなもの」。「まし」は、日本語の「まし」にも対応するが「好き」という意味もあります。「やし」は存在動詞「やん」に、名詞化をさせる役割のある助詞「し」がついたものです。
選らびんでぃ=選べと、
言しえ=言うのは、
あてぃなしぬ童んかい=ほんの幼い子供に、
父とぅ母とぅ、誰や=父と母と、誰が
ましやがんでぃ=好きかと、
問うゆしとぅ同ぬむんどぅやいびいる=問うのと同じなのです。「どぅ」は前語を強調する助詞で、次にくる用言「やいびいん(です)」は連体形で結びます。
また、旧具志川、沖縄市、読谷村ぬエイサーんでえや=また、旧具志川市、沖縄市、読谷村のエイサーなどは、
与勝エイサーとお=与勝エイサーとは
また、変わてぃ=これまた異なり、
太鼓ん、まぎくなやい=太鼓も大きくなり、
跳んじゃあ舞やあし=跳びはねて、
でえじな、ゐりきさいびいん=とても、面白いです。非丁寧文は「~ゐりきさん」。
エイサーぬ事お=エイサーの事は、
「おもろさうし」んかい「ゑさ」んでぃちあいびいん=「おもろさうし」に「ゑさ」とあります。非丁寧文は「~あん」。
何百年経っちん=何百年経っても
手んすがいん=踊りの型も衣装も
一ちんかい成ゆる事ん無えらな=画一化されることもなく
今迄、むとぅうち=現在まで、続き、
ゆくん、栄えてぃる居いびいる=ますます盛んとなっています。「てぃる」の「る」は前語を強調する助詞「どぅ」の清音で、次にくる用言「居いびいる」は連体形で結んでいます。非丁寧文は「~居る」。「どぅ」が「る」になる場合は、主には前の語が「が」「でぃ」等の濁音の他、「てぃ」「し」等の場合はこの「る」に変音します。地方によっては、殆どが「る」になるところもあります。勿論、前語が濁音でもそのまま「どぅ」になる場合もあります。尤も、首里以南、特に南部では、d音とr音の区別が無いことが多く(例:琉球は「るうちゅう」でも「どどぅうちゅう」でも加)、沖縄人が使う日本語にもその「癖」が引きつかがれるケースもあります(例:コマーシャルにもありますが、「電話頂戴!」を「れんわちょうらい」と言っています)。このようなケース(rとdを区別しない)は沖縄語だけでなく、本土の中国地方の一部にもあるそうです。
同ぬ沖縄文化やてぃん=同じ沖縄文化でも
多様性ぬあてい、豊かやんでぃ=多様性があり豊かだと
思やびいん=思いました。非丁寧文は「思たん」。
今度ぬ祭見(ん)ち=今度の祭をみて
昔、屋慶名エイサーが浜比嘉エイサーから=昔、屋慶名エイサーは浜比嘉のエイサーから
習たるむんでぃ聞ちょおいびいしが=習ったものだと聞いていましたが。非丁寧文は「~聞ちょおたしが」。
平安座エイサーとぅ似ちょおる事ん=平安座エイサーとも似てい居ることも
分かやびたん=知りました。非丁寧文は「分かたん」。
あんし、また=そしてまた、
屋慶名エイサーぬレパートリーんかい=屋慶名エイサーのレパートリーに
新に、「島唄(ザ・ブーム)」ぬ取い入りらっとる事ん分かてぃ=新しく、「島唄」が取り入れられていることも知り、
いそうさいびいたん=うれしかったです。非丁寧文は「いそうさたん」。
 
 
 

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